受付ホールから廊下に出て、眞由美はエレベーター前を通りすぎる。
眞由美は誰かに後ろをつけられ、じっと見られている様な気がして、無意識に後ろに手をやりお尻の割れ目を隠しながら、周りをキョロキョロと伺いつつ恐る恐る進んでいく。
もう眞由美の股間は、ドクンドクンと高まる鼓動と興奮でじっとりと濡れ、陰部から内腿へと厭らしい汁がいく筋か、たらりたらりと伝い落ちている。
その時、眞由美のすぐ背後のエレベータから、
チーン!
というエレベーターが到着する音がした。
きゃっ!!やだ!
眞由美は、ドキッと慌てて、お尻を手で隠し、おっぱいを左右に揺らしながら早足に給湯室に駆け込んだ。
あぁ、いやだわ。なんてタイミングの悪い。急な来客かしら。
眞由美は、バクンバクン鳴る心臓の鼓動を抑えながら、給湯室入り口の横壁に隠れ、首だけを出してエレベーター前の様子を伺った。
すると、バケツとモップを持った清掃係のおばさんがエレベーターから出て来て、給湯室とは反対方向の男性トイレの方に向かって消えて行った。
あぁ、よかった。
眞由美はホッとしながらも、全裸姿のまま急いで冷蔵庫から冷えたお茶のボトルを取り出すと、棚から茶器を出し、震える手つきでそれにお茶を注ぐ。
そして、茶器をお盆に載せると、来た廊下を足早に戻る。
お盆を持った眞由美が、エレベーター前を通り抜け、受付ホールへの角を折れ曲がろうとする丁度その時、すずが給湯室脇の女子トイレから現れ出た。
その時すずは、一瞬だが確かに眞由美が全裸の姿で角に消ていくの目撃した。
またしても、すずはその姿に唖然として立ち尽くした。
えっ?!
今のは何かしら?
眞由美、、先輩?、、確かにそうだったわ、、
そう確信すると、すずの心の中では、眞由美先輩は昨日から一体何をしているのか、直に確かめたくなる気持ちが高まっていった。
(つづく)
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