眞由美がOA器機更新の情報収集の一環で商社さんのお話を聞いてみたいことを、翌朝の始業と共に村田所長に相談すると、結果は眞由美の予想通りだった。
分かった。
今年度の購入予算は無いけど、話だけ聞いておいて。
僕は今日これから出張で直帰するから、あとはよろしく。
と所長は素っ気なく応えると、重たそうな鞄を抱え営業所から出ていった。
営業の嶋田君や他の営業マン、エンジニア逹も今日は朝から出払っていて、事務所は眞由美とすずの二人だけになった。
すると、直ぐに眞由美は浮田にメールする。
<所長のOKもらったわ。今日の午後一は大丈夫よ。
それに事務所は後輩の女の子以外、今日は誰もいないわ。
応接室も押さえておくわね>
<うん、分かったよ、じゃあ、午後にお邪魔するから。
まさき>
と、浮田から直ぐに返信が返ってきた。
・・・・・・・・・・
その日の午後、浮田は約束10分前の13時20分頃に、眞由美の勤める営業所のビルに入ると、エレベーターで4階に上がった。
浮田は受付ホールに着いて、一角に据えられた内線電話から冴木眞由美を呼び出した。
ナニコレ商事の浮田です。
冴木様はいらっしゃいますか。
はい、浮田様ですね。
今受付に参りますのでお待ち下さい。
と、眞由美は内線からの浮田の呼び出しに応えた。
眞由美は受付まで出てくると、初対面の様に振る舞いながらも、眞由美は浮田を見つめ微笑み、こっそりと軽くウインクしながら、
始めまして。ヤダコレ精機の冴木です。
と言って、浮田と名刺交換する。
では、こちらの応接室へどうぞ
眞由美はそういうと、受付横の応接室に浮田を案内した。
二人が部屋に入ると、密室のしんとした静寂が二人を包む。
浮田はここに来る途中、今日は製品紹介など仕事の話も一応しながら、雑談や次のデートの計画なんかのお話もできればいいかなぁ、などと考えていた。
しかし、二人は応接室で向き合い互いの目が合うと、無言でただ見つめ合った。
浮田は眞由美への想いが高揚し、すぐに仕事のことなどはどうでもよくなった。
二人はどちらからともなく、無言のままがばっと熱く抱擁すると、顔を近づけ互いの唇を求め合った。
製品カタログが入ったかばんが、浮田の手を離れ床へどさりと落ちた。
、、眞由美さん、、
、、正樹さん、、
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっっ~~!!
っん!あっ、っんっ!あ、あんっ!!、、
じゅる、じゅる!
ぢゅっ、ぢゅっ!ちゅ~~~っ!
あっ!あぁぁ~~~~ん!
っん!んん~~ん!
互いの唇が吸い付きあい、唾液が混ざり合う音をたてながらは、暫くディープキスに耽る二人。
あ、正樹さん、口紅がついちゃうわ。
眞由美は何とか我に返り、ハンカチを出して眞由美は正樹の唇を拭う。
また二人は暫く抱き合うと、浮田は眞由美のブラウスのボタンを上から一つずつ外し前をはだけさせる。
はぁはぁ、はぁぁん。。
はぁはぁ、、はぁはぁ、、
眞由美は興奮で息遣いを荒くしながら、自らスカートをまくり上げ、ショーツをずり下げると、
壁際に据えられたサイドボートに向かってその縁に手をつき、浮田に白く大きなお尻を突き出した。
すると浮田は、はっとあることを思い出した。
そう、ここでも浮田はその真面目過ぎる性格が顔を出した。
はぁはぁ、、
真由美さん、でも、まだダメだよ。
最後の三つ目の指令が残っている。
えっ?!
眞由美は一瞬何のことか分からずに思わず聞き返したが、ようやく昨日のことを思い出した。
えっ、えぇ~~っ!
正樹さん、まだ昨日の指令ごっこ終わってなかったの?
もぅ~、あたしを今すぐここでめちゃめちゃにしてほしいのに、、
すると、真面目な浮田は眞由美に言う。
ダメだよ~。
中途半端は僕のポリシーに反するからね。何事も有言実行じゃないと。
と、浮田は眞由美に茶目っ気ある笑顔でウインクする。
えぇ~っ!
あん、もぅ~。
でも、あたし、正樹さんのその笑顔と真面目さに弱いのかも。。
そう?ははは、なんか照れるなぁ。
もはやどう突っ込めばよいのかよくわからないが、ともかくも浮田はこう続けた。
じゃあ、最後の指令だよ。
ここで全裸になって、その姿で僕にお茶を持ってきなさい。
今日は暑いから冷たいお茶がいいな。
ね?いいでしょ?
浮田は眞由美にそう告げた。
眞由美は、
あぁん、もぅ、いやぁん。恥ずかしいわ。
でも、廊下でもし誰かにばったり会ったらどうしましょ~。
と言うものの、
、、まぁ、いいわ。最後の指令だものね。頑張るわ。
と、眞由美は浮田の期待に応えようと、興奮でその顔を紅潮させながら、一枚一枚着ている服を脱いでいった。
今、眞由美は会社の応接室の中で一糸纏わず素足のままで、
プルプルと小刻みに震えるたわわなおっぱいと、ふさふさとした陰毛の生える、ふっくらした恥丘の前を、両腕を重ね合わせて隠しながら、恥ずかしげに浮田の前に立っている。
眞由美は、四十路を迎えてもなおも維持している腰のくびれと、透き通る様な白肌の肢体には程よい加減のムチムチとした肉感が加わり、若い女性にはないムンムンとして熟れた女の色香を放散している。
全裸の眞由美は、浮田に背を向け、恥ずかしげにお尻を手で隠し、内股をすぼませ腰を引かせ気味にして、しずしずと扉に向かう。
眞由美は、応接の扉を開け、そこからそっと首だけ出して、外に誰もいないことを確認した。
眞由美は、浮田を振り返り、
じゃあ、ちょっと待っててね。
と、言って、全裸に素足の格好で眞由美は給湯室へと向かった。
(つづく)
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