眞由美は、相変わらずスカートの中はパンストとショーツを股下までずり下ろし、スティック糊を股間に挿し込んだままの状態で席に戻った。
暫くすると、応接室で来客応対中の村田所長から内線が入った。
冴木さん、すまないけど、応接室にコーヒーを三つ頼むよ。
はい、分かりました。三つですね。
と眞由美は応える。
眞由美は、おまんこがくわえ込んだスティックを落とさないよう、そろりそろりと静かに廊下の突き当たりの給湯室まで移動した。
インスタントコーヒーで手早くコーヒーを三人分準備して、お盆にスプーン、クリーム、シュガーと共に載せ、来た廊下を戻る眞由美だが、途中スティック糊が股間から抜け落ちそうな感覚を覚える。
お盆を持つ手で両手がふさがっている眞由美は、その度に立ち止まっては、腰とお尻を左右にくねらせ、きゅっと股を締めつつ体勢を整えようとする。
そうして、眞由美は受付ホール横の応接室に何とか辿り着いた。
コンコン!
扉をノックし、
失礼します。
と言って、眞由美は部屋の中に入る。
応接室の中は、小さな営業所ではあるが広々としてそれなりに調度類も整い応接室らしい雰囲気を醸し出している。
サイドボードには凝ったつくりの置時計や何かの表彰盾が置かれ、壁には特段見る人の気を惹くこともない、ありきたりな風景画が掛かっている。
部屋の中央に据えられたゆったりした赤茶色のレザーソファーには、来客の中年男性二人と村田所長が向かい合って、何事か談笑しながら腰を下ろしていた。
コーヒーをどうぞ。
眞由美はお客様に言う。
あぁ、これはどうも。
すみません。
ありがとう。冴木さん。
来客者と村田所長は、ちらりと眞由美の姿を横目でみると、口々に御礼の言葉を返してきた。
来客の二人と村田所長へと順に位置を変えながら、眞由美はその都度腰を屈めてはソファーの中央に据えられているガラス製テーブルにコーヒーカップとソーサーを置いていく。
しかし、徐々に股間のスティックがずれ、陰部からつるりとそれが抜け落ちそうな感覚が眞由美を襲う。
眞由美は懸命に内股気味に腰を引き、きゅっと自らのおまんこを締め上げようとするが、
あぁ、どうしよう、、
落ちそうだわ。
と、眞由美の額から汗が伝い落ちる。
そうして、なんとか耐えつつテーブルにコーヒーを並べ終えると、
し、失礼します。
と告げて、お盆を小脇に挟み彼らに背を向け、またそろりそろりと応接室の扉に向かって、目の前のドアノブを掴もうとやや前傾姿勢になったその時、
それはヌルンと抜け落ち、
コロンっ!と床に転がり落ちた。
あっ!!
と、眞由美は小声で叫ぶと、その転がり落ちたスティックを慌てて拾い上げようとしゃがんだ時、
急にしゃがみ込んだ風圧と下から煽る空調の空気の流れが絶妙な作用をもたらした。
眞由美の履くフレアスカートの柔らかい生地がふわりとめくり上がり、スカートの中でショーツとパンストをずり下げ露わになっている、その白いお尻が丸見えになった。
きゃっ!!
と、眞由美は思わず悲鳴を上げて、小脇のお盆が転がり落ちるのも構わず、まくれ上がったスカートを慌てて手で押さえ付けた。
ゴロンッ!ゴロンッ!と大きな音をたてて転がるお盆の音で、三人の視線が一同に眞由美に集まった。
眞由美さん、大丈夫?
と所長が声を掛ける。
は、はい。所長、失礼しました。
だ、大丈夫です。
う、ふふふ。
と応える眞由美。
そして、お盆を拾い上げて急いで部屋から出ようとする眞由美に、所長が再び後ろから声を掛ける。
あ、これも落ちたよ。
眞由美が所長から受け取ったのは、ヌルヌルに愛液がついた例のスティック糊であった。
所長はそれに全く気が付かなかったが、眞由美に手渡されたスティック糊には眞由美の陰毛が二本絡み付いていた。。
・・・・・・・・・・
あぁ、もうっ!あたしのお尻、見られてなかったわよね。
給湯室に戻りながら、眞由美はお尻に手を遣り一人呟いた。
人に見られたかもというドキドキ感と羞恥心で、気がつくと今や眞由美の股間はびしょびしょに濡れていた。
そしてまた、眞由美は独りごちた。
でも、やっぱり一人でするのは少し寂しいかな。
・・・・・・・・・・
その日の晩、眞由美は浮田にメールした。
お茶出しでのスティック糊の顛末と応接室でのスカートがめくれ上がってしまったエピソードなどを加えながら、何とかミッションコンプリートしたことを報告した。
浮田は眞由美のメールを読むと直ぐに返信した。
<ハハハ、眞由美さん、
それは難儀だったね~。
でも、よく頑張ったね。お疲れ様。>
眞由美も直ぐに返す。
<も~っ、正樹さんったら気楽に笑ったりして。
ホントにもうドキドキしたんだからね~>
そして、眞由美は最後に一言付け加えた。
<、、でも、あたし、違った刺激も欲しいけれど、やっぱり正樹さんに逢って、、その後、、犯されたいわ。>
すると、浮田は少し考えてから、こう返信した。
<そうかぁ。じゃあ、とにかく一回逢ってみようか。
そうだ。今度うちのオフィス機器のソリューションのPR紹介って口実で、眞由美さんの会社に行ってもいいかな?
いつもと違う環境で眞由美さんとお話しするのはまた少し違った刺激になるかもしれないしね。
丁度明日でも大丈夫だよ。
まさき>
眞由美はそれを読み返事を返す。
<う~ん。会社でこっそり浮田さんとお話しするのはなんか魅力的だわ。
それに、うちの事務所のOA機器って、結構旧式の年代ものばかりだしね。あたし庶務係だし所長にお話し聞いておきたいと言えば、じゃあ、話聞いておいて、と言ってくれるかも。
明日の朝に聞いてみるわ>
(つづく)
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