その日の始業時間から少し経って、
眞由美先輩、ちょっと銀行に行ってきま~す。
と言う後輩の寺島すずに対して、
は~い。すずちゃん、気を付けてね。
と返す眞由美。
また、眞由美が一番端に座る真ん中の営業グループの島では、
今日は朝一から営業会議だったな。
期待の若手嶋田君、TV会議の準備頼むよ。
と、50才に手が届き最近は老眼鏡が手放せなくなっている村田所長が、いつも何かと「期待の若手ホープ」と持ち上げている嶋田君に向かって言った。
分かりました。所長。
嶋田君はそれに応えて、事務所スペース奥の会議室に最初に入っていくと、続いて最近髪の抜け毛が気になっている中堅営業マンの中山さん、村田所長はやや遅れて、電卓、ノートパソコンや、クリップで留めた書類を手にして、
さてさて、予算。予算。
今月も売上足らんな~。
などと呟きながら会議室に消えていくのを見届けた。
真由美は事務所に一人ぽつんと取り残された。
今がチャンスだわ。
と呟くと、見せかけの書類を手にしてコピー機の前に行くと、コピーの印刷設定をA3用紙に合わせてフルカラーモードに設定する。
それから辺りをきょろきょろと見渡した。
コピー機の周りは、オフィスの中ではさえぎる物なくよく見える。
真由美はその前に立ちながら、今ここに自分以外誰もいないことは分かってはいるものの、不思議と誰かに見られている様な感覚がする。
それが、もし不意に急に誰か入ってきた時にはどうすればよいのかしら、という恐怖感とない交ぜとなり、眞由美は身震いする。
そうして、コピー機の前で呼吸を整えると、恐怖からか、それとも興奮からなのか判然としない震える指先でブラウスのボタンを上から一つずつ外していく。
ほぼ下までボタンを外すと、ピンクのブラに窮屈そうに収まっている眞由美の胸がブラウスの奥に見え隠れする。
眞由美は、また辺りを見渡して誰もいないことを確かめると、えいっ!とばかりにブラウスの前をはだけ、ブラジャーを一気にずり上げる。
すると、眞由美の迫力ある白く豊かなおっぱいがボロンボロンと揺れながら顔を出した。
あぁ、いやだわ。恥ずかしい。。
早くしないと。
急いで眞由美は中腰になって、そのゆらゆら揺れる白いおっぱいをコピー機のガラス板に乗せ、前屈みになりながら、手で原稿カバーを押し下げる。
なんかマンモグラフィーで診察されてるみたいだわ。
と思いながら、
あら?!
でも、上から押さえつける必要もなかったわね。
と一人で苦笑いしながら再びカバーを上げ戻す。
眞由美の重たげな下乳が、コピー機の原稿ガラス面に乗せられると、そのヒンヤリとした感触に、下乳がタプタプとしながらガラス面に吸い付いて肌が突っ張る不思議な感触が眞由美に伝わってくる。
あぁん、
もぅ、なんてはしたない格好なの。
と思いながら、眞由美は急いでコピーの開始ボタンを押す。
ガチャン、ガチャン、ウィ~~~~~ッ、、
とコピー機の感光ドラムが強い閃光を放ちながら左右にスライドし、おっぱいを丁度スキャンし終わるその時だった。
ガチャッ!、と背後の会議室の扉が突然開き、
え~っと、あの資料どこだったかなぁ~っ。
と、村田所長が突然姿を現した。
きゃっ!
と、眞由美は小さな叫び声をあげると、そのまま下にしゃがみ込んで、はだけたブラウスを閉じ合わせ、うつむきながら慌てて前ボタンを掛け直す。
そして、眞由美がコピー機の前でうずくまってもぞもそしている、その背後を村田所長が通り過ぎる。
村田所長が眞由美の背後を通り過ぎた時、
所長は眞由美の方を振り返り、
冴木さん、どうしたの?大丈夫?
と声を掛ける。
眞由美は、しゃがんでうつむいたままブラウスの前を隠し、閉じ合わせながらも、何とか平然を装い、
は、はい。所長大丈夫ですわ。
A3用紙を補充しているだけですので。
うふふふ。
と応えると。
あぁ。そうか。
と所長は応えると、やや小走りに自分の机に向かっていき、
え~と、資料、資料。。
と、ガサガサ机の上を漁り始める。
眞由美は何とかしゃがみながらも、衣服を整え終わり、何事もなかったかのように自分の机に帰ろうとする。
その時、背後から事務所に戻ってきた寺島すずが眞由美に声を掛けた。
先輩、忘れ物しちゃいましたぁ。
朝からうっかり者です~っ。
と笑いながら、すずは眞由美の方に向ってくる。
あらあら、、
と言って、すずの方を振り向いた眞由美の目に、印刷の終わった「おっぱいコピー」がコピー機のトレイに晒されているのが飛び込んでくる。
、、、っ!
う、うふふふ、、
朝からついていないわね。
気を付けてね。
と言いながら、
平然を装うが内心は焦りまくり、コピー機に戻るや、眞由美は「おっぱいコピー」を素早く手に取り、コピー機を背にして後ろ手にそれをくしゃりと丸める。
はい、先輩、気を付けます。。
と言って、紅潮した面持ちで眞由美を見つめるすず。
そして、ブラウスの前面に大きく張り出した眞由美の胸をすずは一瞬凝視する。
すずはそのまま眞由美の脇を通り過ぎ、自分の席に戻る。
眞由美は、おっぱいコピーを握りしめ席に戻るとほっと胸を撫でおろした。
しかし、ふと胸を見るとブラの左カップが中途半端にずり上がり、左乳首のぽっちがブラウスからはっきりと浮き出ていた。
眞由美は慌ててそれをブラの中に納める。
あら、いやだ、すずちゃんにあたしの胸ポチ見られちゃったかしら。
眞由美はドキドキする連続で、気がつくと股間はぐっしょりと濡れ、ひんやりとするショーツの股布が陰部に張り付く感覚を覚えた。
(つづく)
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