その興奮は店を出てからも治まらず、嫁のスカートの後ろを捲りパンティーをあらわにして路地裏を歩いた。
「ハァッハァッ…。だ…だめだって…。見られちゃうよ…。ハァッハァッ…。」
嫁の息は荒くなり、私にしがみつきながらもその姿を晒し続けた。
「あれー!焼き肉屋の…!」
突然目の前に焼き肉屋で会ったマッチョ君が現れ、私は慌ててスカートを元に戻した。
「偶然ですねー!今からお楽しみですかー!うらやましいなー!」
「マッチョ君はこれから…?」
「一人寂しくスナックでも行こうなって思って!よかったら一緒に行きませんか?」
「えー!誘ってくれるのー!嬉しいー!ねえ貴方行こう!」
マッチョ君のお誘いに嫁は嬉しそうに返事をし、そのまま三人でスナックに行く事になった。
「あれっ!あそこはどんなお店?」
三人で路地裏を歩いているとキラキラとした看板に妻が気付いた。
「奥さん気になる?入り口だけ見る?」
マッチョ君は笑いながら嫁の手を引き、その店の前へと連れて行った。
『ご夫婦さん、いかがですか?間もなく最終公演ですよ!楽しいゲームに参加出来ますよ!可愛い奥さんだから半額でいいよー!』
そこはストリップ劇場で、二人は呼び込みのおじさんに声を掛けられ、腕を組んで話を聞いていた。
「半額だって!入っちゃう!」
「楽しそうねー!貴方、入りましょー!」
酔った勢いなのか、嫁はノリノリでその気になり、マッチョ君は三人分の入場料を払い中へと入った。
「奥さん、これ着けなよ!万が一知り合いとかに会ってもばれないから!女性だけ貰えるアイテムだ!」
マッチョ君は劇場の入り口の前で嫁の顔にそのアイテムを着け、妻の顔上半分は網状の仮面の様な物で隠された。
嫁は笑顔でマッチョ君の腕に掴まり、身体を押し付けながら劇場内へ入った。
私も後を追い中に入ると観客は多く、数組のカップルの姿もあり、席は最前列から後ろまでわずかに空席があった。
二人はさっさと最前列に座り、取り残された私は最後部の端の席に座った。
その時、妻がマッチョ君と仲良くしている姿に何故か異常な興奮を覚えていた。
ショーが始まり二人は楽しそうに手を叩いたり、歓声を上げたりと盛り上がっていた。
ショーは進み、その合間では嫁は私に手を振り楽しんでいる姿をアピールした。
あっという間にショータイムは終わり謎のゲームタイムが始まった。
『さて今夜のゲームはカップルゲームです!五つの課題をクリアーしたら素晴らしい商品がありますよー!さあー先着三組ですよー!チャレンジャーいませんかー!』
司会者の声に一組の若いカップルが手を上げ、女性は仮面を着け男性は女性の手を引きステージの上に上がった。
観客達はステージの周りに集まり、若いカップルのゲームを待ち侘びた。
『レベル1!そのまま抱き合いディープキスからの見せ付けどうぞー!三分間スタートー!』
『オォッー!いいぞー!こりゃー堪らん!ほらほら!頑張れー!』
館内は大歓声が上がり、私もステージの近くに引き寄せられた。
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