先生と二人だけならバスローブの下には何も着けないけど、この時は初対面のドクターが一緒なのでパンティだけは穿いていた。
首筋から肩を軽く揉み、背骨に沿って一通り指圧したドクターは…
「アロマオイルを使おうね」
促されて私はバスローブを脱いでパンティ一枚の姿になった。
オイルを垂らした背中を撫で廻していた掌が時折脇腹やお尻の谷間に滑り、私の官能の火が点されたかと思ったら、その火が瞬く間にどんどん燃え広がっていった。
「あ…」
ドクターの巧みな掌の動きに、全身を快感が駆け巡っていた。
「仰向けになって…」
まるで催眠術にでも掛かったように私は羞恥心を忘れ、初対面のドクターの前に自慢の乳房を披露していた。
突き上げた乳首は痛いほどに膨れ上がり、指先が触れただけで痺れるような快感を生み出してくる。
乳房全体を包むように揉んだり、指先で乳首を摘まむドクターの手練手管に、パンティのクロッチは既にぐっしょりと濡れていた。
「脱ごうね…」
乳房への愛撫を受けている私に横から囁いた先生が、ゆっくりとパンティをずり下げて足首から抜き取った。
ドクターの掌が陰阜に達した時、私の口からは甘い喘ぎ声が洩れていた。
「はぁ~ん…」
いつの間にか両の乳房を揉む手は先生に入れ替わっていて、ドクターの手は脚の付け根に割り込んできた。
太股の力が自然に抜け、更に奥への侵入を待ち受ける体勢になっていく。
「ああっ! だめっ!」
ドクターの指が膣口を撫で上げてクリトリスに触れた時、私はお尻を大きく跳ね上げて絶頂に達していた。
「もう一度俯せになって…」
エクスタシーの余韻に浸る暇も与えずに、ドクターは次の指示を出してきた。
熱く火照った背中にオイルを塗り広げていく掌の感触に、肉体の奥で燃え盛っていた快感の炎が、更にその勢力を増していった。
背中を撫で下りた指先がお尻の谷間に滑り込み、後ろの恥ずかしい穴を微妙なタッチで擽ってきた。
「ああ…」
思わず浮き上がったお尻を撫で廻すドクターの掌に呼応するかのように、先生の手が陰阜に潜り込んできた。
オイルにまみれた陰毛を掻き分けてクリトリスを捉えた指の動きと、お尻の穴の周りで躍る指の動きに翻弄され、私は早くも二度目の絶頂に達しようとしていた。
「あ…先生…」
ワイシャツ姿の二人の男性が四本の手を駆使して、全裸の私の全身を愛撫している。
淫らな行為が私の理性を彼方へと吹き飛ばしていた。
二人の手指を更に求めて、お尻を高く掲げて膝を立てた。
胸と頭はベッドについたままお尻だけを掲げた私の姿は、正常な感覚ではとても恥ずかしくて出来ないポーズだけど、この時の私は異常なまでの興奮に包まれたまま、ただ快楽だけを追い求めていた。
「あっ! 何っ? 」
打ち寄せる快感の波に、身も心も蕩けるような気持ちで身体を委ねていた私に対して、二人の男性はそれまでとは全く異なる行動にでた。
異変に気づいた時には、既に私の身体は二人によって
身動き出来ない状態に拘束されていた。
手首と足首を繋がれ、脚を大きく拡げたまま前につんのめった私の膝にロープをかけて、ベッドの下を通してもう一方の膝が括られた。
自分の意思では全く動くことが出来ないまま、あられもない姿を二人の眼の前に晒していた。
「いやっ! 先生っ! やめてっ!」
いつも優しい筈の先生の眼に、それまでに見たことのない邪悪な光が宿っていた。
「今日は私たちがあきえちゃんを虐めてあげる…」
「いやっ! いやっ! 許してぇ~っ!」
私は必死に抵抗を試みたけど、ベッドにきつく結ばれたロープのせいで、お尻を左右に振るだけで精一杯だった。
「騒ぐんじゃないっ!」
「きゃっ!」
ドクターの掌がお尻に激しく打ち付けられ、痛みと共に恐怖心を覚えた時に、私は抵抗する気持ちを失っていた。
「やめて…お願い…やめて下さい…」
力なく訴えかけても二人は無言だった。
溢れる涙のせいで滲んだ視界の中に、二人がゆっくりと衣服を脱いでいく姿を目認していた。
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