授業が終わると真っ先にG整骨院に向かう生活が続いた。爺さん先生の診察は程々に、麗美さんとの施術台での逢瀬を楽しんだ。痛みもかなりひいてはいるのだが、なかなか治らない程で通い続けた。当時も電気による治療が一般的だったが、この爺さん先生の方針なのか、基本マッサージは整体師さんが行っていた。
もちろん他の整体師さんが付くこともあったが、麗美さんも僕の担当になるように調整してくれたのか、かなりの確率で麗美さんが担当してくれた。そんなある日。
「じゃあ、横になってね」
いつものとおり麗美さんに促されるまま施術台に横になる。マッサージもソコソコに僕のジャージの下とパンツを脱がし、僕のイチモツを愛おしそうに握る。6箇所ある施術台は満室。隣りにはマッサージを待っている人の気配がする。
麗美さんは興奮する僕の唇を左の人差し指で「シー」の形で塞ぎ、右手でシゴき始める。彼女が施術(?)してくれる時はいつもこんな感じだ。声を上げられないというシチュエーションの中、イタズラされ続けている。麗美さんは僕がイクまで手でやってくれるが、最後の一線は越えられないでいた。
「・・・いきそ。もうガマンできない・・・」
白衣のボタンを外し、直に麗美さんを触る。僕が触っていた乳房に力を込めると、麗美さんは一層大きくシゴき始める。身を反らせて麗美さんの手の中で果てる僕。手に付いた精液を高揚した笑顔でウットリと眺める麗美さんは、僕の淫靡な女神だった。
「お疲れ様。いっぱい出たね」
横になった僕のイチモツを口に含み、舌で転がす様にフェラで掃除してくれる。ぼんやりしている僕の手は、無意識のうちに麗美さんの胸を撫でている。ちょっと困った様に麗美さんは僕の手を掴んで下ろす。
『これでもうおしまい。また今度ね』というのが、日課になってしまっていた。
麗美さんがこんな風に僕接してくれる理由を訊いても、麗美さんは笑って「〇〇君がかわいいからよ」とキスするだけ。人妻とこんな事になっていることに罪悪感がないわけじゃないけど、性欲に勝てる理性を持ち合わせてなどいるわけがない。
「あのね、〇〇君」
事が終わって、麗美さんは僕を抱きしめながら耳元で囁く。
「明日お休み貰っちゃった。学校が終わったらドライブに行かない?」
「え!もちろん行きます!」
僕は思わず大声で答えてしまった。麗美さんは慌てて僕の口を抑える。初めての外でのデートだ。興奮しないわけがない。麗美さんは『しょうがない子ね』といった風に微笑みながら、僕の唇に優しく触れた。
「じゃあ、明日4時にD公園の駐車場で。色々楽しみにしててね」
麗美さんに見送られながら施術室を後にした僕は、自転車を全力で漕ぎながら家に帰った。その夜は全く眠れず、何度も起き出しては正拳突きを繰り返し、武道のストイックさと真逆の自分に喝を入れつつも、来るべき明日を想像して勃起が止まなかった。
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