坂道を登るとそこには風見鶏の館があった。
一度訪れたことはあったが、一人で見学したことはなかった。
窓口で入館料を払い中に入っていった。
入り口に書かれていたアルコール等、酒気帯びの方のご入館はご遠慮下さいと書かれていた看板を見たが、トイレでおなったことで酔いもすっかり覚めていたので自分勝手に大丈夫と思っていた。
館内は時代を感じさせないその作りは私の感性にビビッと働きかけていた。
畏敬の念を感じながらも館内をゆっくりと見学していった。
館内は沢山の観光客でひしめき合っていた。
ぎゅうぎゅう詰めではなかったが、歩くたびに人と触れる程度には混んでいた。
2階にある寝室の前で佇んだ。
もしかしたらここのベッドで、、、なんてはしたないことを考えながら見学していた。
50代ぐらいのスーツを着た男性が私の横に立った。
「お一人でご見学ですか?」
その男は馴れ馴れしくも私に声をかけてきた。
「はい、そうです。」
無下に無視するわけにもいかなかったので、とりあえず返事を交わしていた。
男性の顔を見ると意外と渋い顔つきの男性であった。
(ちょっぴりタイプかも、、、)
私はそんなことを思いながら、彼のことを見ていた。
「もしよろければ一緒に食事はいかがですか?」
あまりにストレートな誘いに思わず「はい」と応えてしまった。
その男性に連れられていったお店は神戸牛を食べることが出来る割烹屋だった。
店内は落ち着いていて、大人の感じがした。
こういったお店に入ったことがなかった私は男性がそれなりの身分であるということがわかるまでにそう時間はかからなかった。
「あまりにもあなたが美しすぎて、つい声をかけてしまいました。普段では絶対にありえないことなんですけどね。」
そういった彼の薬指にはシルバーの指輪が光っていた。
「ご結婚されているのですね。こちらへはお仕事か何かで来られたのですか?」
「そうなんです。出張で神戸に来たついでに観光でもしようかと思って街を散策しておりました。あなたは?」
「私も結婚はしております。久しぶりに働きに出て初給料をいただいたので一人旅で神戸に来ました。」
そんな会話を楽しみながら、私たちは神戸牛を堪能したのであった。
店を出ると彼は笑顔で「良き出張になりました。あなたも良い旅になるといいですね。」と言って握手を求めてきた。
私は彼の手を握ると強く握りしめた。
「せっかくだから、この後も一緒に回りませんか?」
彼の顔が一気にほころんでいき、私をギュッと抱きしめた。
彼の暖かさが胸に伝わってきた。
お父さんぐらいの男性に抱きしめられたのは初めてだったけど、安心感と包容感に包まれて私は心地よさを感じていた。
彼が手を上げタクシーを止めると、私たちはタクシーの後部座席に乗り込んだ。
運転席の後ろに私が、助手席の後ろに彼が座った。
彼の右手が私の方に伸びてきて、太ももの上に置かれていた私の左手の甲に右手を重ねた。
指の間に指を入れてきて、それがゆっくりとさするような動きをとった。
あそこを触られているのではないが、なんともいやらしい指の動きに私のあそこはキュンとなった。
時折、彼の指先が私の太ももに触れるたびに身体が熱くなるのを感じた。
彼の手がゆっくりと私の内腿に移動し、優しく内腿を撫でていった。
ソフトな触り方が私の感覚を敏感にさせていった。
「ぁああ、、、」
小さい声だけど、車内に私のいやらしい声が聞こえた。
その声を聞いた彼は私のスカートの中に手を入れてきて内腿を撫でていった。
彼の指の温もりがひんやりとした私の内腿を優しく温めてくれた。
彼の指が奥に侵入してきて、ついに私の女の部分に指先が触れた。
「えっ?履いてないの?」
彼の顔に驚きが走った。
彼の指先が先ほどまでのソフトな触り方から、荒々しい男性の触り方に変化していった。
彼の親指と人差し指で私のクリト、リスをギュッと摘んだ。
「はぁあん、、あっ、、」
思わず声をあげてしまった。
指先を擦りあわせるようにしてクリト、リスに刺激を与える彼の指が私のあそこをさらに熱くさせていった。
次第に彼の指が私のあそこの穴の入り口に触れてくるようになった。
その時車が揺れて、あそこの穴の入り口に当てられていた指がすっぽりと私のあそこの中に入っていった。
「ぁあああん、、あっ、、んっ、、、」
指だけでこんなにも感じるものなのかというぐらいあそこの中は気持ちよかった。
ゆっくりと指先が動いていき、私の中を掻き回していった。
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