いつもと同じ時間に部屋を出た。
一睡もできずにパソコンの前にいたので簡単にできた。
食欲のない胃袋にトーストを入れ、いつもより早く家を出た俺は、走るように近くの公園に行き公衆便所に入る。
カバンからパーカーとジーンズを取り出し、着替えながら携帯で学校に電話をかける。
仮病を使うのは初めてではない。
どう言えば認められるか、認められるために普段からどう準備するか、、、義母への調教のための準備が役に立った。
俺は学生服を入れたカバンを持ち、来た道をまた走るように戻る。
確かめたい。
何が起こっているのか。
誰なのか。
家の手前の路地。
いつのまにか俺は肩で息をしていた。
無意識に激しく走ったのだろう、自分でも驚くほど息苦しい。
唾が粘つく。
肺が痛い。
けれど、視線は見慣れた自分の家を見つめていた。
もっともっと、時間がかかると思っていた。
もしかすると今日などは空振りに終わるかもとも思っていた。
しかしそれは、あっけないほどすぐに成った。
俺とは反対側の路地から、肌黒い男が歩いてくるのが見えた。
それは直感的な判断だった。
俺はブロックの塀に身を隠し、けれど視線は男から離さなかった。
男は、まるで口笛でも吹きそうな、上機嫌な表情で歩き、俺の家の玄関の扉に手をかけた。
インターフォンを押すでもなく、まるで鍵が掛かっていない事実を知っていたかのように、それが当然な事実のように扉を開ける。
俺は扉を開けた男が中に入らず、開けた扉を手で固定したまま立っているのを見て、ブロック塀から身を乗り出そうとした姿勢のままで固まる。
男はニヤけた顔のまま何か話しているようだった。
男から見て右側には扉を盾にするかのように立っているが、左側から見ている俺には男の側面が丸見えになっている。
男はおそらく40~50半ば、身長は190を超えているかもしれないが体重も100キロを超えていそうな巨漢だった。
禿げ上がった頭は油で光っており、ポロシャツにジャケットとスラックスとゆう一見真面目な男の風体だった。
男が話す。
笑う。
話す。
数分、、、だと思う長い長い時間の後、変化が起こる。
男が固定している扉の向こう側からは何も見えないだろうが、こちら側からは丸見えな場所に、全裸の義母が現れた。
ゆっくりとあるいた義母は、男の目の前までフラフラと高揚した顔で歩き、男の足元にひざまづいていった。
両手で男のズボンのチャックを下ろし、右手をチャックの中に入れながら顔を近づけて行く。
クンッ、、、クンッ、、、と何度か頭を振り、ゆっくりと前後にストロークを始めていく。
何メートルあるだろうか。
おそらく、20メートルは離れている。
なのに、激しくなっていく義母の頭のストロークの何度かに一度、ジュボッとゆう音が聞こえる。
男は背を反り、義母の頭を左手で撫で、何度か自分で腰を振り、笑い、また背を反る。
そうして、自分の股間に奉仕している義母に声をかけると、義母は右手で激しく男のチンポをしごきながら、まるで懇願するように男を見上げ何か言葉をかけている、、、
何を言っているかは聞こえない。
けれど、何を言っているかはわかる。
あの掲示板で、あのグループチャットで何度も繰り返された言葉であるはずだ。
男はそれを聞き、背を反りながら笑い、義母の頭を促しながら、扉を閉めながら俺の家の中に入っていった。
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