当時はまだ、一般人は携帯電話も持ってないし、パソコンもとても高価で、個人で持ってる人は稀でした。デジタルカメラを初めて見たのは、数年先のことです。だから、ポラロイド・カメラを持ってなかったあたしたちは、えっちな写真の一枚も撮ったことがありませんでした。カセットテープに録音して、エッチする声だけは聞いたことがありましたけど。
そんな時代、ようやくラクに片手で持って撮影できるサイズのビデオカメラが登場し、秀人くんの友達が持っていたので、「旅行に行くので」という名目で、借りてきたんです。
もちろん彼の考えてることは、ただ一つ。
セックスの、撮影です。
自分たちが裸で抱き合ったり、フェラしたり、セックスしたりする姿を初めて見るのはとても刺激が強く、一緒にビデオを観ていると、そのたびに秀人くんはまた興奮してきて(あたしもですけど)、また最初からエッチが始まってしまいます。
さて、一通り「自作のアダルト・ビデオ」を堪能した秀人くんとあたしですが、彼の露出癖というか、覗かれたい、あたしの裸を、恥ずかしい姿を誰かに見せたいという欲求が、抑えきれなくなったようです。
ある晩彼ったら、会社の忘年会の余興のために買った金髪のウィッグと、大きなアイマスクを持ち出してきました。もちろんあたし用に、です。
どうして、変装した上に、アイマスク??
...顔がばれないように、ですよね。
あたし、今でも思い出すたびに恥ずかしくて、顔が火照ってくるんです。
愛する旦那さんの命令で、全裸になり、頭にはウィッグ、そして大きなアイマスクをして、ビデオカメラに向かって両脚を広げてオナニーをすることになりました。
それまでにも、ベッドの上で、お互いにオナニーを見せ合ったことはあったけど、目隠しされて何も見えず、しかも撮影されていると思うと、それだけで全身を甘い感覚が駆け廻り、気がついたら、ふくらんだ乳首を左手の指先でつまみながら、透明な液でぬるぬるに濡れたあそこに、右手の指先を這わせ、小さな蕾をさがすうちに、腰が勝手にぐいぐいと浮いて、はしたない喘ぎ声を上げてしまっていました。
カメラの近くで秀人くんが、低い声でやさしく、ささやきます。
「...ほら、ふーみんが、見てるよ。」
...いや、言わないで...
「...童貞の男の子のために、もっと感じてあげなさい。」
...下半身すっぽんぽんのふーみん君がテレビの前に座って、左手にティッシュを持ち、右手でおちんちんをしごいている姿が、脳裏に浮かびました。彼が熱っぽい眼差しで見据えるテレビの画面に映っているのは、両脚を開き、腰を浮かせて、一心不乱にオナニーする、あたし。
「...あっ...! あぁ、...ああっ...!」
びくん!と、腰が跳ねました。
秀人くんが部屋を歩いて横切る気配がして、引き出しを開ける音。
そして、あたしに近付いてきました。
「ほら、これも使ってごらん。」
バイブです。
当時はもちろんネット・ショッピングもなく、恥ずかしいなか勇気を出して、町の路地裏の「大人のオモチャ」の看板のお店で、秀人くんが、買いました。
秀人くんが、画面に入らないように気をつけながら、バイブの先端をあたしの割れ目ちゃんに、そっと押し当てます。まだスイッチは入れません。ゆっくり、先端の亀頭に蜜をまんべんなく塗るように、バイブをぬるぬると動かします。目隠しされたままのあたしは口を開けて、はぁはぁと、嵐のような熱い吐息をもらします。
バイブの幹の側面にも、丁寧にあたしのぬるぬるを塗りつけていく秀人くん。そして、ゆっくり、ぬぷっ、ぬぷぬぷっと、花びらを押し広げ、バイブを膣に埋めてゆきます。
「...はぁ、...あああ...!」
そしてスイッチが入れられ、あたしは電気に打たれたように、びくん!と腰を動かしました。
「はうっ...! ああ、...あぁ、ああ、ああ...!」
あ、また一段、振動が強くなった...
「...ああっ、...だめぇ...!」
秀人くん、いつも、時間をかけて、少しずつ、レベルを上げてゆくんです。
いつの間にか、あたしは自分の手にバイブを持たされ、自分でおまんこにずぶずぶとバイブを抜き差ししながら、腰をくねらせ、泣き叫んでいました。
少なくとも3回は絶頂に達し、息も絶え絶えに布団の上に横たわっていた時、今度は秀人くんに、四つん這いにされました。
...あ、後ろから...
あたしのマシュマロのようなお尻に10本の指を喰い込ませ、秀人くんは固いおいんちんを根元まで挿入し、荒々しく腰を前後に振り始めます。
何度もイッた直後なので、あたし、すぐに昇りつめてしまいます。
背中越しに、秀人くんが激しい息使いの間からささやく、みだらな言葉。
「...ほら、すごいよ、おっぱいが垂れ下がって、揺れてるよ。見てもらいな、ふーみんに。」
お尻に固く食い込んだ秀人くんの指の痛みも、こんな恥ずかしい姿を、あの若い男の子に見られるという妄想も、すべてがあたしの子宮からさらに蜜をあふれさせて...
最後は、固く太く勃起したおちんちんを根元までしっかりと埋められ、亀頭の縁が引っ掛かって何度も子宮を持って行かれそうになって....
あたし、大きな声を上げてよがり続け、最後は息が止まり、絶句し、悶絶して、記憶がなくなっていました。
VHSのカセットに編集した、あたしのとってもえっちなビデオ。
秀人くんの顔が映ってないこと、二人の服や、身元が特定できそうなモノが映り込んでないことを確認してあります。
知ってる人が見たら、あたしたちだって、わかるのかしら?
...どうでしょう。あたしの全裸を見た人は、学生時代の親友でもほとんどいないし、ましてやエッチをしてる時の声も聞かれたことはありません。しかも金髪のウィッグに、大きなアイマスク。秀人くんのささやく声は... よく知ってる人なら、もしかしたら気付くのかしら。
このビデオを、秀人くんたら、本当にふーみん君に、プレゼントしたんです。
ラベルも貼っていないカセットを大きな茶封筒に入れて、真夜中に彼のアパートの外階段を上り、郵便箱に鍵がかかってることを確認して、封筒を中に入れてしまいました。
あたしはその間、下の公園で見張りながら、待っていました。
足音をしのばせて戻って来た、秀人くん。
「○○君だったよ。」
「...え?」
「苗字。郵便受けと、ドアの札に書いてあった。」
そうでした。名前、知らなかったの。
今のようにデジタル動画のファイルだったら、ネットを通じてすぐに拡散されちゃいますよね。
アナログの、画質の悪いテープ。そもそもふーみん君は、ビデオデッキを持っていたのかしら。
ある日突然自分の郵便受けに入っていた、ラベルのないカセット。最初は少し怖かったかもね。ちょっとかわいそう。
あれを機会に、デッキを買ったかしら。
その後も何度かふーみん君を見かけたけど、当たり前ですが、様子に変化はありません。
でもあたしは、秀人くんの帰りが遅い日には、そのビデオを見て何度もオナニーしました。
一番興奮するのは、やっぱり、秀人くんにぱん!ぱん!と大きな音を立てながら後ろから激しく乱暴に犯され、おっぱいをぶるんぶるんと揺らして、イキまくるところです。
「ほら、ふーみんが見てるよ」とささやく秀人くんの声を聞くと、もう...。
そして最後に、息も絶え絶えなあたしの背中に、どぴゅっ、どぴゅっと吐き出される、秀人くん真っ白な精液。あたしたちは子供が欲しかったので、セックスはいつも中出しでした。それなのに、秀人くんったら、ビデオに映るように意識して、わざわざ背中の上に射精したんです。彼のえっち中心の思考には、いつも感心させられます。
秀人くんも、それからしばらくは、「○○君」があたしたちのビデオを見ながらオナニーしてる様を耳元であたしに話して聞かせ、あたしは体に指一本触れられなくても、それを聞くだけで股間を濡らしてしまったものです。
お・し・ま・い。
>2さん
お待たせしました。レス、ありがとうございました。
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