5分後けたたましいサイレンの音を立てて複数台のパトカーが僕たちの車を取り囲んだ。
警察の服に身を包んだいかつい顔の男性がシボレーアストロのスライドドアの取っ手を掴み一気に開けたのであった。
「滝川 さおり 殺人容疑で逮捕状が裁判所から出ている。ご同行願います。」
警察官は車の中の様子を見ずに話した警察官は中の様子を見て言葉を失った。
そこには花柄のワンピースの上から亀甲縛りで身動きが取れなくなっているさおりさんの姿が横たわっていた。
さおりさんのあそこには縄の結び目が当てられており、それが動くたびにどんどんあそこに食い込んでいった。
何も履いていないあそこに縄が食い込んでいく姿はあまりにもエロティックだった。
さおりさんが脚をもじつかせると縄の結び目が横にずれて大きく赤く擦れたお豆さんが顔を覗かせていた。
警察官はさおりさんのその姿を見て制服の下にある股間部分を大きく膨らませていた。
顔を真っ赤にした警察官が車内にいる僕たちに声をかけて、彼女を車から降ろすように指示した。
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幼児期にやった殺人事件だったこと、それと証拠不十分ということで不起訴になったのだが、彼女は今ある施設で精神を落ち着かせる訓練をしていた。
夜中になるとその施設からは大きな女性の喘ぎ声が聞こえてくるようになった。
それは彼女がそこの施設に入所した日の夜からであった。
一人の美しい女性が深夜の廊下を徘徊しているのを警備中の警備員が見つけた。
持っていた懐中電灯をその女性に向けて照らすと女性は
「ねぇ、あなたのもの食べさせてくれない?」
そういってまた一人の男が彼女の手に落ちていったのである。
やはり殺人を犯したことで精神が不安定になり強烈なS性、M性の両方を持ち合わせてしまったのだと臨床心理センターで勤める石井 琢磨は結論づけた。
あの時の出来事が今でも彼の頭の中から忘れ去られることはなかった。
完
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