さおりさんの顔が引きつっていた。
ピクンピクンとこめかみの血管が動いていた。
だが、その表情とは裏腹にあそこからは今までに見たことないほどの液体が溢れて出ていた。
旦那の表情は一定でまるで仮面を被っていると思わせるほど無表情だった。
旦那が助手席の取っ手に手をかけて扉を開いた。
「さおり、、、俺が悪かった。」
その声を聞いてさおりさんは安堵したのかお小水をフロントガラスにかかるほど勢いよく綺麗な放物線を描いて放出したのであった。
その様子を真横から見ていた旦那が何を思ったのか、さおりさんの解き放たれているお小水の放物線の間に顔を入れてきた。
浴びるように旦那の顔にかかったお小水を旦那は口を開けて飲み干そうとしていた。
(旦那もMでそれをさおりさんに打ち明けることができなかったんだな。)
旦那の表情は一転して、情けない男の顔に成り下がっていた。
「ぁあ、さおりぃ、お前にずっとこうしてもらいたかったぁ、、うっ、、」
そういうと旦那は少し腰を引いた。
どうやらズボンの中で暴発したようだった。
僕は旦那に
「この先にある淡路のSAに停まりますのでついてきて下さい。」
と告げた。
旦那は喜びの表情を浮かべ、自分の車に乗り込んでアクセルを踏んだ。
視界から一瞬で消え去るほどのスピードを上げて旦那の車は走っていった。
よっぽどさおりさんに自分のM性を伝えられたのが嬉しかったのか、彼の運転がそれを物語っていた。
追いかけるように僕たちもSAに向かった。
平日だというのに駐車場は乗用車や荷物を運ぶトラックで混雑していた。
旦那が乗るベンツをさおりさんが見つけ、その周辺にある空いている駐車場に親父は車を停めた。
旦那は車から降りてタバコを吹かせていた。
だが、そのズボンの膨らみ部分は先程放出された子種汁のシミが浮かび上がっており、その一部が白くカピカピに乾いていた。
僕はさおりさんを助手席から降ろし、旦那を手招きして呼び寄せた。
「僕は隣に住む石井 琢磨です。これが親父の琢也です。」
と軽く自己紹介をした。
「あっ、管理人さん、、、妻がお世話になりました。」
その丁寧な返事からそれなりに身分のある人物だと僕は感じた。
「あなた、何で家に帰ってこなかったの?」
「、、、それは、、、」
「まぁ、ここではあれだから、あそこにある観覧車に乗って話でもしましょう。」
と言って4人で観覧車に乗ることにした。
僕と親父、そしてさおりさんと旦那がそれぞれの座席に座った。
ゴンドラに乗るや否やさおりさんは旦那を問い詰めた。
「なぜなの?あんなに毎晩私を抱いてくれたのに、、、私以外に女ができたの?ねぇ、どうなの?」
女性の詰問を間近に見て僕は女性の中に眠る凶暴さを感じざるを得なかった。
「実は、、、僕は、、、極度のMなんです。毎晩君を抱いて君を喜ばせようとしたが、僕は全く気持ちよくもならずただ夫婦の営みが愛を交わす大切な行為というだけでしていたんだ。だから、SMサロンに通い詰めるうちに自分の本当の姿がわかって夜な夜な風俗に通っていたんだ。ごめん。僕が悪かった。」
旦那の告白を聞いても納得しないさおりさんは
僕の両脚の間に右脚を入れ、親父の両脚の間に左脚を入れて股を開いた格好で僕たちの太ももの上に座った。
「あなたはこれを見ても興奮しないの?」
そう言ってさおりさんは着ていたワンピースを胸まで捲りあげて、その姿を旦那に晒した。
「ぁあ、さおり女王様、こんな情けない僕を虐めて下さい。」
急に弱々しくなった旦那にさおりさんは追い討ちをかけるように言葉を発した。
「あなたはこんなにも美しい女をほっといて満足なの?あなたは本当は虐められたかったの?それなら、今すぐ跪いて私のあそこを舐めなさい。」
「はい、さおり女王様。」
旦那はゆっくりと座席から降りて床に正座してさおりさんのあそこに顔をうずめた。
「もっと舌を動かしてさおりのあそこを綺麗に舐めあげなさい。」
僕は彼女の変貌に驚きを隠せなかった。
彼女の中に眠るのM性を開花させたばかりだというのにS性も持ち合わせていたなんて、、、。
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