続きです。
「親父、迎えに行けなくてごめん。急に会議が入って代わりに由美子のお母さんが…。時間まで親同士でゆっくり話を…。今夜は俺達も部屋を取ってるから…。」
「こっちは大丈夫だ。今お母さんと一緒だ。とりあえずホテルにチェックインして時間までゆっくりする。」
息子から電話があった時、私は碧の運転する車の中に居た。
「あら、ホテルでゆっくりなんて。誰かと待ち合わせだったのかしら。」
「もちろんだ。待ち合わせと言うか、同伴だな。こう見えてもまだまだ現役だぞ。」
「知ってますよ。貴方は昔からお強いから。私に本当の女の喜びを刻んだのは貴方でしょ!」
「君もあれからいろいろな男に染められたんじゃないか?」
「言い寄って来る男たくさん居て大変だったわ。でも、私の身体は貴方色に染められたままよ。君なんて他人みたいな呼び方しないで。二人の時は昔の様に…。」
「そうだな碧。昔の様に…。」
碧は首筋をピンク色に染め、車をホテルへと走らせた。
「碧!」「はい。貴方。」
碧は着物の帯を解き、私の前に全裸にひざまづいた。
「あぁー!この臭いよ…!逞しい雄の臭い…!懐かしいわ…!あぁぁぁ…!」
「碧の雌の臭いも懐かしいな!ほら、もうこんないきり立ったぞ!」
碧は私のズボンを脱がし、ボクサーパンツに顔を埋めかつて自分を淫らな世界に導いた雄の臭いに身体を震わせた。
「貴方…!昔よりも…。あぁぁぁ…!もう我慢出来ません。」
互いの雄と雌の臭いに身体は反応し、碧の下の床には水溜まりが出来ていた。
「フンッフンッ!ジュボッジュボッ!」
碧は私のチンポを窮屈なボクサーパンツから引きずり出すと一心不乱にむしゃぶりついた。
「あぁぁぁ…!こ…この臭い、この味…!どす黒い色…!忘れられなかった…!私の脳が…身体が!あぁぁぁ…!ダ…ダメー!身体が…欲しがってる…!」
「碧、ベッドに来い!昔の様に貪り合うぞ!」
「あぁぁぁー!貴方も…!ヒィー!」
「ジュルジュル…!ジュル…ジュル!」
「ジュボッ!ジュル!ジュボッ!」
「ハアッハアッ!また逞しくなったわ!貴方も本気になってくれたのね!お願いします…。欲しいのー!」
「俺も我慢出来ないぞ!碧!ハメ殺してやる!」
雄と雌が放つ淫靡な臭いと、互いに獣と化した体液の味は俺達を解き放ち、この世のものとは思えない快楽を貪り合った。
「碧、大丈夫か?そろそろ支度をしろ!」
「貴方…!私…!ごめんなさい…!」
「久しぶりだったからな!けど、体力的な衰えは仕方ないけど、昔と変わらずいい道具だな!」
「貴方は昔以上に凄かったわ…。貴方を満足させられなくて…ごめんなさい…。」
久しぶりの獣の様に貪り合ったが、碧は途中で失神し、不完全燃焼の私を気遣った。
入籍祝いの宴も和やかな雰囲気で終わり、息子と由美子は部屋に戻り私は碧を部屋に誘った。
「ちょっと飲み過ぎたかしら…。」
「久しぶりのセックスで疲れたんだろ!」
「そうね…。貴方…、ちょっと心配な事があるの。由美子の事だけど…。」
「由美子さんがどうかしたのか?」
「今日の由美子ったら何だか艶っぽく見えたの…。あの子も私と同じだったらって考えたら…。」
「心配性だな!それは夫婦の問題だろ!親が心配する事じゃないぜ!」
「そ…そうだといいけど…。あの子には私の血が流れてるから…!だから…!」
「まあ息子にも俺の血が流れてるからな!二人の事はいいから、早く来いよ!」
「そ…そうね!しばらく逢えないんだから…。今夜は朝まで…!」
碧は何故か由美子の事を気にかけたが、私は俺達には関係のない話と聞き流し、朝まで碧を責め尽くした。
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