子猫がミルクを飲むようなピチャピチャという音が静かな部屋に響く。
布団の上で仰向けに寝ている田辺の股間に翠が顔をうずめている。
「本当に翠はスケベなんだなぁ。まだ満足してないのか?」
主導権を握った田辺が勝ち誇ったように投げ掛ける。
「もう満足です。あんなに気持ちよくなったの初めてだし・・・」
火照った顔で翠が答える。
「満足ならなんでまだ舐めてるんだ?」
「だって・・・あんなに気持ちよくしてもらったから・・・お礼っていうか・・・いとおしい気持ちもあるし」
そう答えると再び肉棒に舌を伸ばした。
(こんなにいい女を欲求不満にしておくなんて旦那もバカだな。もう一押ししておくか・・・)
「翠、こっちにおいで」
田辺は股の間にしゃがみこんでいる翠に手招きをする。
翠が這い上がってくると田辺は腕を伸ばし、腕枕をした。
まるで恋人同士のような光景がそこにあった。
「翠、最高だったよ。こんなに満たされたセックスは初めてだ」
そう言うと田辺は翠の唇に自らの唇を重ねた。
(今までフェラしてた口にキスするのも気が進まないけど・・・もうちょっとで・・・)
田辺はゆっくりと舌を絡ませ翠に唾液を送り込んだ。
そして片方の手で翠の胸を愛撫した。
乳房全体を優しく揉んだかと思うと乳首をつねり上げ、堅くなったところを指で胸に押し込み徹底的に乳首を責めた。
次第に翠の呼吸が荒くなる。
受け身だったキスも次第に舌が田辺の口内に侵入するようになった。
(やだ・・・またしたくなっちゃう・・・)
肉棒を舐めた時のように田辺の舌を吸いながら舌先で優しく舐め上げる。
翠の気持ちが一段と高まる。
(欲しい。もう一度したい・・・)
思わず自ら誘いそうになる翠。
その瞬間、田辺が翠から離れた。
「ちょっと何か飲もうか。お茶でも持ってくるよ」
そう言うと田辺は布団から立ち上がりキッチンへと向かった。
冷蔵庫を閉める音がするとペットボトルを二本持って戻ってきた。
一本を翠に渡すと畳の上にあぐらをかいてペットボトルに口を付けた。
「時間は?まだ帰らなくて大丈夫?」
「まだ時間は大丈夫です・・・」
ペットボトルを二口三口飲むとキャップを閉めた。
「じゃあまた・・・繋がるかい?」
尋ねる田辺の目を見つめて頷く翠。
「今度は翠が上になってみようか?」
「はい。でも大丈夫かな?」
「ん?どうして?」
「だって・・・こんなに大きいの奥まで入ったら・・・ちょっと痛いから」
恥ずかしそうに翠が答える。
「翠が上なんだから自分で調節したらいいよ」
そう言うと田辺は布団に横になり足を開いた。
足の間に正座をして再び肉棒を口に含む。
(夫でもない男のモノを舐めて大きくして入れてもらうなんて・・・どうしちゃったの私・・・)
まだ柔らかい肉棒を必死に吸い上げ舌を絡ませる。
やがて硬さを取り戻した肉棒を手でしごきながら溢れ出る粘液を飲み込む。
「さあ、跨がってごらん」
田辺に促されると翠は肉棒から口を離し、上に跨がると右手で肉棒を握った。
ゆっくりと腰を下ろすと膣口に肉棒をあてがい、更に腰を落とした。
先程のような抵抗も無く、翠の体は田辺を受け入れた。
更にゆっくりと腰を落とす翠。
あとちょっとというところで腰の動きが止まる。
「どうした?これ以上は痛い?」
恥ずかしそうに翠が頷く。
「そうか、出来る所まででいいから」
「大丈夫、もうちょっと我慢すれば全部入るから・・・」
そう言うと翠はゆっくりと腰を下ろした。
美しい顔を快感と痛みに歪め翠の尻は田辺の腰に密着した。
「こっちにおいで」
翠は田辺に促されると顔を近付けた。
大きな胸が田辺の胸に触れる。
大きな胸が押し潰され二人はキスをした。
胸が押し付けられる感触に田辺の肉棒がピクリと反応する。
「今、中でピクッて動いた」
そう言って翠が微笑む。
「翠が綺麗だからだよ。本当に最高の女だよ」
(これは本当に最高だ。きっちり仕込んで好みの女に仕上げてやろう)
「嬉しい」
翠は自分の胸を田辺の胸板に擦り付けながらゆっくりと体を動かし始めた。
会話が止まった部屋にクチュクチュという淫らな音だけが響いている。
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