番外編 ⑯
誤操作で途中になってしまいました。
ので、つづき を。
俺は、何とか《氏家さんを俺と寿恵の関係に取り込んで、氏家さんに寿恵の旦那を誘惑させてから、旦那の目の前で寿恵を犯す。旦那と氏家さんの関係をネタに旦那を黙らせる》そんな事が出来ないかと そればかり考えていて、寿恵に悪さをする事など とんと忘れていた。
トイレに行った寿恵に《…なので協力して!》と付け加えてショートメールを送った。
寿恵からは
《あいつの前で犯されたい とは言ったけど、あいつの気持ちよさそぅな顔なんて見たくないワ!》
《あいつの困り果てて 落胆する顔が見たいの!》
俺
《ようは、ヤらせなきゃ良いんだろ?》
《そこん所も氏家さんに 言い含めりゃ良いじゃん、ヤらせるな!って》
寿恵
《そぅね。どっかに縛り付けといて、私が2人に オモチャにされてる所でも 見せつけてやろぅかしら?》
寿恵とそんな やり取りをしていると
「誰とメール?、奥さん?」
「私にこんな事しといて、良いの?」
と、氏家さんがテーブルの下で足を絡めてきた。
俺
「なら、こぅしますか?」
と、足を引くと
「そんなのダメよ!、つまらないワ。」
と、更に足を伸ばしてきた。
「じゃぁ、こぅしますかぁ?」
と、氏家さんの足を持ち上げて、俺の膝の間 椅子の上に乗せた。
《最近の俺は 節操が無い!》
と言うか、正直 女性と見れば 見境が無い。
この氏家さんという女性も、何処までが本気で 何処までが冗談なんだか分からないが、好き者な事は確かなようだ。
まずは どぅやって 俺と寿恵の関係に取り込むか?、その事の方が先決のようだ。
そんな事を思っていると、氏家さんが尻をずらして 座り直した、テーブルに近づく様に。
「あら、2人で何の話し?」
と、寿恵がトイレから戻ってきた。
「今度 島崎さん抜きで ご飯しましょ?、って誘ってたのよぉ、ねぇ工藤さん?」
と氏家さんが 俺の膝の間に有る足を伸ばしてきた。
当然 氏家さんの足は 俺の股間に触れる。
俺の股間に触れた足の指で ツンツンとしてくる。
《昼間っから、それも 素面で よくやるなぁこの人》
そんな事を思っていた。
氏家
「あれ?、今 誰かの携帯がブルブルしなかった?」
俺
「あっ、俺です。」
「さっきの(メールの)返事です。」
と、スマホを取り出した。
俺がスイッチを《強》にした《飛びっ子》。
寿恵が取り出してしまっていたのか、それとも浅く入っていたのか、振動しながら カチカチとローター同士が当たる、そのどちらか または両方の音に氏家さんが気付いたらしい。
氏家さん
「奥さん 何だって?」
「今夜も頑張ってね!、とか?(笑)」
俺
「まぁ、そんな とこです。」
氏家さん
「そんな事より、どぅかしら?、ご飯、誘われて頂けるのかしら?」
「ただの《ご近所さん》なら、島崎さんに気使うことも無いわよね?、そぅでしょ?」
「島崎さんだって知ってんでしょ?、工藤さんの番号。私にも教えてよぉ。」
寿恵
「そりゃぁ、同じ班なんだし 連絡する事も有るから。」
氏家さん
「なら良いじゃない、私にも教えて、電話するから。」
「あっ、大丈夫よ!、そんな非常識な時間とかには 電話しないから。いいでしょ?電話番号くらい、ねッ。」
俺
「まぁ、いいですけど。」
「じゃぁ、スマホ貸して下さい、俺のに発信するんで。」
氏家さん
「スマホって、私まだ これ(ガラケー)なのよぉ。」
俺
「いいじゃないっすか、電話だけなら、それでも。」
氏家さん
「だってぇ、島崎さんだってスマホなんでしょ?、悔しいじゃない? 私だけ これなんて!」
寿恵
「だって私は 娘とラインとかするからぁ。」
氏家さん
「そぅ!、それ!。工藤さんも してるんでしょ?」
俺
「ええ、まぁ。」
「はい、これ。これが俺の番号ですから。」
と、2つの携帯を並べて氏家さんにみせた。
氏家さん
「ありがとう。」
「私もする! スマホ!」
「やっぱり悔しいもの!」
「ねぇ、工藤さんはどこ?、ド◎モ?」
俺
「ごめんなさい。俺 格安ナンとか って奴なんで。」
と、嘘をついた。
氏家さん
「そぅ。島崎さんもド◎モじゃないのよね?」
「いいわッ!、工藤さん 付き合って 明日 ド◎モ。
スマホにするから、楽々スマホとか何とかって奴に。」
「ねぇ付き合ってよぉ。ダメ?」
どぅやら この氏家さんて女性は、何かと人と比較する、誰にだって そぅいう所は有るんだろうが 特に寿恵と比較しては 寿恵よりも《上》じゃないと気が済まないらしい。
俺の股間に有る氏家さんの足も きっと その《上》の1つ なのだろう?、そんなふぅに思った。
氏家さんの その《上から》の意識を上手く煽れば 寿恵の旦那さんとの件も 何とかなるかもしれない。
そんな事も考えていた。
すると寿恵が
「いいじゃない、付き合ってあげたら?工藤さん。」
「明日も お休みだって言ってたでしょ?」
と、意外な事を言った。
氏家さん
「あら、何で島崎さんが そんな事知ってんのよ?」
「まぁ、色々とね?」
と、寿恵も氏家さんを煽りはじめた。
氏家さん
「明日 何か予定が有るんなら 今日 これからでも…。」
俺
「いえ、今日は このあとチョッと…。」
氏家さん
「あら、それは 『今日は無理だけど明日なら』って受け取って良いのかしら?。ありがとう。」
「時間は工藤さんに お任せするワ、お願いねッ。」
俺
「じゃぁ、すみません、俺 そろそろ…。」
氏家さん
「そぅね、用事があるんなら引き留めても悪いし。島崎さんは?」
寿恵
「私も このあとチョッと…。」
「そぅ。帰りますか?」
と、氏家さんが伝票を持って立ちあがった。
「あっ、工藤さんはいいわ、明日 付き合ってもらうんだし、島崎さんもいいわよ (俺を)紹介してもらったんだから。」
と、1人でレジに向かった。
俺が「…帰ったらな。」と、寿恵に耳打ちしていると、
「なぁに?、このあとって まさか2人で… なんて事は無いわよね?」
「さぁ、どぉでしょう?」
と、俺が はぐらかすと、少し ムッとした顔を氏家さんは していた。
その氏家さんが先頭で歩きだした。
が、来た時とは道順が違う。
どぅやらエレベーターに向かってるらしい。
氏家さんが 下り のボタンを押した。
すぐにエレベーターの扉が開いた。
乗っている人は1人もいない、止まっていたエレベーターの扉が開いたようだ。
氏家さんのあとに続いて俺が乗りこむと、寿恵も俺につづいた。
俺の目の前に2人が並んでいる。
扉が閉まり、エレベーターが動きだすと すぐに、氏家さんが俺を振り返った。
『(お尻)触らないの?』と、その目が訴えていた。
そんな氏家さんを横目に 寿恵かRのボタンを押した。
それと ほぼ同時に 俺は氏家さんの お尻に手を伸ばして 円を書く様に撫ではじめた。
一瞬 ピクッとした氏家さんが
「あら、島崎さん屋上だったの?」
「あ、俺もです。」「ええ。」
俺と寿恵が 同時にこたえると
「チーン、1Fです。」
と電子的に喋ったエレベーターが止まった。
エレベーターの扉が開くと 何人かの客が待っていた。
氏家さんの「どぉぞ。」の声に 乗り込んできた人達に、3は隅に押された。
「じゃぁ、お見送り しなくちゃ。」
そぅ言いながら氏家さんが 俺の手に 尻を振りながら押し付けてきた。
右手に氏家さん、左手に寿恵。
前方には知らない人達が乗るエレベーターのながで、両手で2人の尻を撫で回していた。
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