2度目のシャワーを浴び、ベッドに横になると2回も出してしまった為か急激な睡魔が襲う。
……
気付かぬうちに眠りに落ち目を覚ました時は朝の5時。ブルっと寒さに身体を震わせ目を開ける。
バタン。
となりの部屋から(昨晩の喘ぎ声の部屋)人が出て行く音がした。
ゆっくりと体を起こし、部屋に置いてあるサービスのインスタントコーヒーを飲みタバコを吸う。
ー昨日のはかなり…興奮したな。ー
朝から昨夜の隣の音を思い出し興奮してしまう。
テレビをつけダラダラと部屋で深夜の事を考えているといつの間にかもう7時だ。
ー朝飯…食べにでも行くか。ー
そう思った私は準備をし、二階にある朝食会場に向かう。
朝食を食べていると上司3と上司1がそれぞれ会場に来た。
私「おはようございます」
上司1、2「おう、おはよう。」
朝のローテンション。会話も特に無く朝食を済ませそれぞれが部屋に戻る。
部屋に戻る時に隣の部屋(喘ぎ声)が上司1だったと初めて知った。
ーまじかよ。昨日のあれ。この人? ー
聞こえて来た声は壁越し、しかもひそひそ声だったので全く気付かなかった私。
私の中で気不味さが立ち込める。
そんな気配を察してか
上司1「あれ?隣だったんだ?笑 」
苦笑いを浮かべながら私に話しかけてくる上司1。
上司1「内緒な笑」
これまた苦笑いをしながら私に言ってくる。
昨夜の事がもう私にバレていると思ったのだろう。
結婚もしている上司1。嫁に内緒って事だろうなと解釈した。
私「わかりました。程々にしてくださいね笑」
その受け答えが正しいかはわからないが私はそう返した。
部屋に戻り、チェックアウトの準備をした。
ーどうりで…昨日早々と戻ったわけだよ。ー
などと思いながら。
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