月曜日の朝、ゆっくりと目覚めた私はお洗濯とお掃除を済ませ、リビングでホッと一息ついていました。
昨夜の出来事を思い出して、独りお顔を赤らめていたんです。
不思議と夫に対して申し訳ないと思う気持ちは、全くと言っていいほど感じていません。
真由と共にした行動だったからなのか、それとも自分自身に楽しみたいと思う気持ちが有ったのか。
夫を裏切って知らない男性に身体を許してしまうという、重大な出来事が有った後にしては、私の心はなぜか鎮まりかえっていました。
高崎さんとのセックス、その後の真由と高崎さんとの行為を眺めながらの、松山さんとのセックスを思い出した私は、身体を熱くしてそっとスカートの中に手を差し入れました。
ソファに浅く座り直して腰を前にせりだし、下着に触れてみると、そこはしっとりと湿り気を帯びていたんです。
「は…ぁ…」
割れ目に沿って指を滑らせると、私の性感は高まり体内から熱いものがこみ上げてきました。
下着の上から花芽を押さえて両脚を固く閉じると、快感が一気に全身に広がっていくんです。
「あぁ…」
右手は股間に、左手では乳房を鷲掴みにして揉みたてました。
ブラウス越しに尖った乳首を摘まむと、それだけで私は達しそうになっています。
太股を擦り合わせるように手を締め付けて、指先で花芽を引っ掻いた私は、エクスタシーに向かってまっしぐらに走りだしていました。
「く……」
誰もいないお家の中でも、午前中からの恥ずかしい行為に、私は自然と声を抑えていました。
明日は夫が出張から帰ってくる。
気持ちを切り替えて彼を迎えなきゃ。
頭の中から高崎さんや松山さんの面影を追い出し、普段通りの生活に戻る気持ちになりました。
火曜日の夕方、夕食の用意が終わらない早い時間に夫が帰宅しましたので、入浴を済ませた彼にビールを出して、私はキッチンに立っていました。
「あっ! 何っ! 」
突然後ろから抱き締められて驚く私に、彼がそっと囁きかけてきたんです。
「なんか冴子がすごく色っぽく見えて…」
ドキっとしました。
自分では気づかないうちに、私に変化が表れていた?
新婚の頃なら夫が同じような事を何度もしていましたが、最近は全くそんなことは無かったのに…。
もちろん長い出張から帰った日でも、ベッドに入るとすぐに眠ってしまうといった感じでした。
でもその日だけは今までと違った夫がいました。
スカートを捲り挙げて、下着の上からお尻を撫で廻し、前の方にも手を…
「あ…だめ…お料理が…」
鼻息を荒らげた彼は私には耳も貸さないで、大きくなった自分自身を押し付けて腰を揺らしています。
「どうしたの? あなた 今日は変よ?」
「解らない…」
シンクに手をついた私の下着をずり下げた夫は、後ろから身体を繋げてきました。
「あっ…すごい…」
久し振りに感じた夫の硬度に驚きました。
ずっとご無沙汰だった夫の変身ぶりに私自身も刺激を受けて、肉体への直接的な刺激と相まって忽ち昇り詰めていきました。
「すごい…すごい…あなたぁ…」
私のお尻に激しく腰を打ち付けた夫は、一段と奥深くを抉るように腰を突きだして、子宮口を目指すかのように熱い精液を放ちました。
肉体の奥で夫の熱を感じた私は、腰が抜けたようにその場に崩れ落ちていました。
両脚の震えが止まらなくて、立っていられなくなったんです。
振り返ると、スウェットと下着を膝まで下ろした姿の夫のモノは、私の愛液にまみれて光りを放ち、先端からは精液が滴となっていました。
私は躊躇うことなくお口を被せると、全ての粘液を舐め取り、夫の身体に残っていた最後の一滴まで吸い取りました。
「おおっ! 冴子ぉ 」
「なんでだろう…急に冴子を抱きたくなったんだ」
食卓についた夫に言われて私は、再び日曜日の出来事を思い出していました。
あの事が関係しているのかしら?
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