ベッドに寝そべった山本さんは左手の中指を鼻の頭に当てていた。
それは先程僕の逸物に触れた中指だった。
山本さんはその指先の匂いを嗅いでいるような仕草を取りながら右手が彼女のスカートの中に入っていく姿を僕は目で確認した。
ハァハァという息遣いがここまで伝わってくるほど山本さんの身体はベッドの上で動いていた。
左手の中指が口元に当てられたかと思うと、山本さんは舌を出してペロリとその指先を舐めた。
ねっとりと絡みつくような舌遣いに僕は自分の逸物が舐められているような感覚に陥った。
「ぁああ、、出る、、いくっ、、」
僕は早くも込み上げてくる射精感を抑えることが出来ず、ベランダの柵の間から大量の精子が勢いよく下へ飛んで行った。
それは山本さん家の庭に置かれていた陶器の置物にかかった。
山本さんの方に目を移すと、先程舐めていた指は口の中にスッポリと入れられ、いやらしい動きと共に指が口の中を出入りしていた。
僕の逸物はまた頭を持ち上げてきた。
放出したばかりの逸物だが、先程と同じぐらいの硬度を保っていた。
山本さんの右手の動きがせわしなくなってきた。
僕の角度からはその手の動きははっきりとは見えなかったが、おそらく彼女は自分のあそこに指を入れているような様子だった。
しばらく右手がリズミカルに動かされていた。
僕の右手も彼女と同じように一定のリズムで逸物をしごき上げていた。
彼女の身体がビクンと跳ね上がった。
それは飛び跳ねるというよりはビクッと痙攣をしたような動きだった。
何度かそれを繰り返すと、口に咥えていた左手の中指を口から取り出し、ベッドの上で大きく息をしていたのであった。
僕はこの時すでに2回目の射精が終わっていた。
しばらくすると彼女はベッドから立ち上がり、部屋の奥にある扉を開けてその姿が見えなくなった。
僕はヒョンなことから思いもかけない体験をした。
だが、これだけでは終わらなかった。
この日を皮切りに僕と山本さんは急速に距離を縮めていくのであった。
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