>あさま
こんにちは。
お忙しい時にご覧いただきありがとうございます。
今後の展開はいよいよクライマックスへと駆け上っていきます。
それでは、続きを、、、
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僕は約束の時間よりもかなり早く麗華先生のうちの前に着いた。
僕の気持ちが自然とそうさせたのであった。
時計の針が9時30分を指していた。
玄関から一人の女性がこっちに向かって走ってきた。
それは先生の後を追いかけて雑貨屋に向かったあの時の格好と同じ水色のニットにピンクのフレアスカートの姿だった。
その日のことが鮮明に蘇ってきた。
麗華先生を助手席に乗せて僕は車を発進させた。
車内にはしばらく沈黙が続いた。
麗華先生はあの日僕を責めた行為のことを思い出して、僕は先生の境遇のことを思い出して、、、
僕は沈黙に耐えかねてラジオをつけた。
「次のリクエストはGReeeeNのキセキ」
透き通る男性ボーカルの声が車内に響き渡り二人の胸に染み入るように浸透していった。
「先生」「ねぇ」
僕たちは同時に話しかけた。
そのことに二人は笑い出し一気に車内の場が和んだ。
「先生、僕はずっと先生のことが忘れられず先生に似た人を追いかけていました。それでたまたま立ち寄ったコンビニにいてた店員さんの山本さんのことが好きになりました。でも実はその人こそ僕の憧れである先生だとわかった時、僕はこれ以上のキセキはないと思いました。僕の初めての人が先生だったら僕は嬉しいです。」
そういって僕はポケットからあるものを取り出した。
それは高校時代にアルバイトで初めてもらった給料で買った安物のリングだった。
将来好きな人が出来たらそれを渡そうと思ってずっと大切に保管していた。
それがまさに今だった。
僕はそれを麗華先生に渡して
「先生、僕と結婚してください。いつまでも幸せにしますから。」
麗華先生は黙ってそれを受け取り笑顔の中に大粒の涙がこぼれた。
「智くん、ありがとう。でも本当に先生でいいの?年上だよ?それに、、、私、智くんとは知らず雑貨屋ですごいことをあなたにしちゃったのよ、、、」
「僕はすごく嬉しいです。憧れだった先生にアナルを責めてもらったりお口でしてもらったり、、、僕だけのためにずっとしてください。それこそこちらからお願いしたいぐらいです。」
そう言うと今度は大きく頷く麗華先生の姿がそこにはあった。
僕は先生を連れた市内にある唯一のラブホテルに向かった。
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