その日も仕事帰りにコンビニに寄った。
ネームプレートから山本さんという名前は分かっていた。
こんなにも美しい女性だと名前も可愛らしいんだろうかぁと一人勝手な妄想を膨らませていた。
久しぶりの晴天ということもあり店内の温度はかなり上昇していた。
背広を着ていた僕は上着を抜いでそれを左腕にかけた。
汗がシャツに滲むほど暑かった店内には、ジュースやアイスを買いに来る客が多いように感じられた。
僕は雑誌コーナーで一冊の雑誌を手に取り、パラパラっとページをめくった。
女性と喋るのが苦手な僕にとっての唯一の楽しみはコンビニでエッチな記事を見ることであった。
写真に写る女性は僕に話しかけて来ることもなく、笑顔でこちらを向いていた。
ページをめくっていく中である特集が組まれているのが目には入った。
『あなたの町の人妻さん』
というコーナーだった。
記事を読んでいくと、僕が何度も書いたことがある街の名前がそこには記されていた。
「あっ、、、僕の住む町だ。」
僕はもしかして、、、山本さんが、、、何て非現実的な妄想を膨らませながらページをめくっていった。
当然、そこには山本さんの姿などなかったが、同じ町に住む人妻達が目元に黒い線が入っているだけで、あられもない姿を見て披露しているということに興奮した。
もちろんそこには知り合いと呼べる人もいなかったが、僕の股間には全身の血が一気に集まり始めたのがわかった。
雑誌を立ち読みしている僕の横に店員さんが棚に並べられている本や雑誌を整頓するために立った。
そこにはバイトに支給される制服を身につけた山本さんの姿があった。
僕は自分の逸物が大きくなっていることが急に恥ずかしくなったが、雑誌を並べている山本さんの姿が気になってそれどころではなかった。
熱くなりすぎた店内のせいなのか、制服のシャツの一番上のボタンが外されていた山本さんの鎖骨から胸元にかけての肌があまりにも美しくて手に持っていた雑誌のページを閉じるのも忘れて眺めてしまっていた。
僕の逸物はさらに硬度が増した。
痛いぐらいに膨らみ上がった逸物がズボンの中で窮屈そうに頭を持ち上げていた。
下の棚に無造作に置かれていた雑誌を山本さんは前屈みになって並べていった。
シャツと山本さんの体にはほんの僅かだが隙間が出来た。
僕はよく目を凝らしてその隙間を彼女に悟られないように覗いてみた。
ピンク色のブラジャーの紐が僕の目に飛び込んできた。
僕の逸物の先からは冷たいものが出ている感触がわかった。
散らかっていた雑誌達が手際よく並べられていった。
彼女が場所を変えるたびに胸元の見え方も変化した。
僕の角度から山本さんの胸の奥が一瞬だがはっきりと見えた。
先程で見ていた雑誌に出てくる主婦とは異なり、立体的に見える胸は僕の股間をさらに熱くさせてくれた。
山本さんの目がチラッと僕の股間を見たように感じた。
そそくさと雑誌の方に顔を移し、無造作に置かれていた雑誌を並べようとしたが先程までの手際の良さが完全に失われたように手元が落ち着かない様子だった。
僕は雑誌を元の位置に直し、レジカウンターの横にあるおにぎりを一つ持ってレジへと向かった。
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