なんの楽しみも無く冴えない老後を覚悟していた周治にとって
翔子の体は神様からのご褒美の様なものだったでしょう。
夕食後の狂ったような竹内の求め方は嫉妬も混じっていたようです。
二人暮らしに戻った後、自分の中にあった寝取ら願望を解禁した割には
飲み会や忘年会での中途半端なセクハラで不満が溜まっていた頃です。
会社で無理なら「あいつは」と思う男が一人いました。
地元の友人や同僚にさせるのはどう考えても無理だし
自分にも拒否反応がありました。
盆暮れに帰省してくる老舗の和菓子屋の次男坊は中学時代の仲間です。
早くから地元を離れて今は大阪で飲食業を数軒経営していました。
勉強もサッカーも上手かった小西はまあまあ女子にもモテたし
体育会らしく先輩後輩との再会に忙しいのか
帰省中に会う機会も全くありませんでした。
昨年春、同級生の葬式に駈けつけた小西ら数人で会食したのをきっかけに
連絡を取る様になったのですが
夏頃、長話しの電話の中で翔子の話になり
「地元にあんないい女子がいたとは俺も見落としてたわ。
笑顔とかも感じいい嫁さんだったよな・・ウラヤマだよ」
と褒められた事に気を良くして
(あの癖が疼いたのでしょうか)
「確か内のやつも小西の事カッコいいねとかいってたぞ。
いつか良かったら貸してやろうか」
と言い放ってしまったのです。
「そりゃ楽しみだわ~」
話は別な流れになってしまいましたが
あの会話で小西の気持ちが動いたのかも知れません。
しかし盆の帰省は法事や先約があると言われて
結局は合う事もありませんでした。
以来何故か度々電話がある様になって話す内容も仲間の話題より
お互いの子供や妻の話題が増えました。
年末・・・そう忘年会の夜3名の社員に貫かれた後
部長宅で可愛がってもらっていた夜でした。
小西は突然電話してきて
「やっと月末飲めそうだよ。年末年始はそっちに居るからどうよ
奥さんにも久しぶりに会いたいなあ」
予感と願望が重なった私は
「いつでもいいよ。うち来る?俺も休みだし来週金曜あたりどう?」
勝手に決めた突然の来客にちょっと不機嫌だった翔子が
記憶の中の小西を思い出して
「ああ・・家族集まって河原でバーベキューした・・そうそう・・
小西さんね・・来るの?・・いいけど」
そこそこイケメンのお利口そうなパパを家呑みに誘った私の意図を
翔子が感じない訳がありません。
竹内や父親との非常識な交際を楽しんだ翔子が
「金曜は何を着ればいい?」
と私に聞いてきた翔子が私の願望を出来るだけ叶えてあげたい
と思っている事に興奮する私でした。
待ち合わせたホームセンターから車に乗せて自宅まで
「俺あんまり飲めないから酔い覚ましたら帰りは送ってくから」
同年には見えない今風なファッションに身を包んだ小西が
家に上がりソファに座って翔子の目を見ながら話すだけで
妙な嫉妬心で少し息苦しくなりました。
ピチッとした白いタートルニットの胸は大きさを強調して
エンジ色の短めのタイトスカートの後姿もそそります。
いつか放った「良かったら貸してやろうか」の言葉を意識して
遠慮ない下ネタや雰囲気作りでもしてくるのかと思っていましたが
タレントやスポーツ選手などの豊富な話題や
一人ノリ突っ込みの大阪風話術が翔子のツボにはまって爆笑でした。
人を悪く言わない好意的で優しい翔子は
性行為抜きでも愛される女です。
小西から発せられる好きオーラが眩しいくらいでした。
酒に強い二人に勧めながらチビチビやる私は
「家呑み寝取られ」のテンプレのような
「ちょっと出かけてくる・・」とか「ゆっくり風呂に入ってくる・・」とか
「もう眠いから俺はちょっと寝室で仮眠するわ・・」とか
ワザとらしく言い出す空気でもなく
二人のテンションにも着いても行けません。
私と小西の向かいに座った翔子が立ったり座ったりするたび
エンジ色のスカートの中の真っ白なパンティーがチラッと見えます。
気が付くと起った乳首が白いタートルニットに微かに浮き出ています。
(こいつ貸して欲しくて来たのならいつまでも騒いでないで
空気読んで雰囲気作れよ)
などと焦り始めた頃
「小西さんホント面白い!泊まってもいいんでしょ?
もっと飲みましょうよ・・・ね?撤ちゃんも飲んじゃってるし
息子の部屋二階だけどいつでも寝られる様にしてあるから・・」
「イイの?・・俺も明日の昼まではオッケーだし・・
午前中に送ってくれたら」
と誰かにメールをはじめました。
ちょっと二階見て来るから、と翔子が居なくなると
「なあ・・撤也・・いつか嫁さん貸してやろうかとか言ってたよな・・・
覚えてるか・・俺もう・・・もうマジで堪らん!・・
こういう言い方あれだけど・・あの体・・・凄いわ・・」
「お前チョットはしゃぎ過ぎだわ・・・嫁その気にさせんとアカンやろ」
あいつもお前の事気に入ってるみたいだし・・」
「はーーい!準備バッチリよ。倒れるまで飲み直しー!!
撤ちゃんも送らんでも良くなったしねー!」
隙があるとギラギラした目で翔子の体を舐める様に見ながら
唾を飲む小西に今夜起こる出来事が想像できてしまいました。
私がトイレから帰ってくるとソファに寄りかかった翔子は無防備に
軽く足を開いてパンティーをモロに見せたりしています。
キョロキョロしながらそのパンティーをチラ見する向かい側の
小西は更に深くソファに座り直してガン見します。
「綺麗だ」とか「夜の生活は?」とか「うらやましいわ」という
流れを作る会話も無く、ただ欲望を抑えているだけの小西は
確かに「ええとこのボンボン」でもありました。
深夜・・「さすがにもう飲めんわ」と言い出した小西は軽くシャワーを浴び
用意したジャージ上下姿で歯を磨いています。
「早くお前も入れ!・・違う・・今・・今あいつ洗面所だろ?
ホラ脱いで!脱いで!」
「えーっ!どういう事?え?裸で?」と言いながらも別の脳で理解したように
さっさとニットとスカートを下ろし下着も脱いで全裸になった翔子は
変な歩き方で洗面所に入って行きました。
何だかテレビの「モニタリング」とか言うのを思い出してしまった私です。
歯ブラシを咥えたまま固まった小西に
「もう飲み過ぎちゃった・・ごめんなさーい」
オッパイや大きな尻をプルンプルンさせて
鏡越しに全裸姿を披露しながら風呂場に消えたようです。
ドライヤーで髪を乾かしてさっぱりした顔の
幸せそうな小西を二階に上げて、
抱いてもらうために念入りに体を洗った翔子の後に
私もゆっくりシャワーをしました。
私が出て来た頃には二階で始まっているんだろうと思っていましたが
寝室で待っていた翔子にびっくりしました。
「もう遅い!待ってたよ・・上で・・するんだよね・・・
小西さん寝ちゃうよ・・・撤ちゃんも来る?・・二人共幸せにしてあげるよ。
3Pする?・・・私が行ってから後で来るとか・・・
私がヤラれるの・・見たいでしょ・・・見たくないの?」
「ちょっと違うかな・・俺起たんかもしれんし・・・
・・・あいつはもうギンギンで今頃しごいてるかもよ」
私の言葉を最後まで聞かないうちに翔子は
スーッと部屋を出て二階に上がって行きました。
数分後聞こえてきたのは翔子の声ではなく小西の声です
「オオっ!オオ――ッ・・・オオ・・オオーーー!」
男の発する歓喜の声は翔子への賞賛のようにも聞こえます。
長男の部屋のベッドで初対面に近い小西の勃起をしゃぶる翔子。
堪らず階段の下で見上げながら扱き始めてしまう私。
やはり話や電話や画像とは違う寝取られの現場は興奮します。
他の届く場所で他人に抱かれる翔子・・・
「アアーッ!イヤー!ウソーー!アッアッアッ・・・
アッアッアッ!!凄い凄い凄い・・・・うわー・・・いい・・気持ちいいー・・」
階段下まで聞こえる悦びの声は私の悦びでもありました。
ギシギシと揺れる二階の床・・・
静かになった30分後からまた始まるまで30分。
小西は持参したゴムを2個使ったそうです。
確かに妊娠と病気のリスクを下げる為には当然と言えば当然でしょう。
私も2度射精しました。
朝まで部屋にいた二人は早朝にもギシギシ始めて私を起こしました。
朝の一発は「お願いされて」顔射させてあげたそうです。
なんとなく幸せな空気と微妙な照れ
そして心地よい気だるさの中
トーストと紅茶で遅めの朝食を取りました。
小西がトイレに行った時「どうだった?」と聞くと
「期待してなかったけどメッチャエロいやり方・・
オッパイもアナルも舐めまくりの吸いまくり・・お尻の匂いも嗅がれたよ
ちょっと変態さんかな・・でも癖になりそうだよ。
ちゃんと聞こえた?・・ねえ撤ちゃん・・・興奮した?
大きさは普通よりちょっと大きめ?だけど凄く硬いの
沢山キスして・・逝って・・・噴いちゃった」
車で小西を送りました。
「最高だったわ・・こんな事世の中にあるんだな・・
・・徹也にはもう頭上がらんわ・・しかし奥さんすごいわ・・
歯磨きしとったら・・・真っ裸で・・・
・・・いきなりフェラチオだもんな・・
ドライヤーで乾かしながら奥さんの口に出したよ」
それは聞いてませんでした。
翔子のヤリマン度数が日に日に増して行く晦日でした。
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