熟事務員 Ⅲ ②
その週の金曜日、珍しく悦ちゃんが守衛さんとこの喫煙所に 俺を訪ねてきた。
悦子
「ねぇねぇ、明日ってさ なに?、どっか行くの?」
「朱美ちゃんにも しずちゃんにも言ってないわよ?、その方がいいんでしょ?」
俺
「アウトレットにでも行ってみようかなぁ?、って。」
悦子
「なんだ、そうなんだぁ?」
「何か買ってくれんのぉ?」
「でも、あれよ。早く行かないと、車停めるのに1時間とか かかっちゃうわよ。」
俺
「そっかぁ。」
「じゃぁ、8:30にでようか?。それで お願い。」
悦子
「分かった。じゃぁね。明日ねぇ。」
と、手を振りながら帰って行った。
悦ちゃん家からアウトレットまでは30分位のもんだろう?、10:00開店に9:00着は いささか早いような気がしてきた。
が、特に変更の連絡を入れる事もしなかった。
翌日は妻と一緒に家を出た。
この時期 洗車場が混むからと苦しい言い訳をして。
妻の車は明日 洗う事にして。
8:00にマンションの前に着いてしまった。
『8:30に出る』ハズだったから たいして早くもないが、『ゴメン、着いちゃった。』と、悦ちゃんに電話した。
悦子
「おはよう。(鍵)開けとくから、(部屋まで)上がってきて。」
俺
「あいよ。」
エントランスのテンキーで暗証番号を押して自動ドアを開けて、エレベーターに乗った。
チャイムを押して 玄関ドアを開けた。
悦子
「おはよう。」
「(開店)10:00よね?」
「9:00過ぎ 位でいいよね?」
「まだ着替えてもいないのよぉ。」
そんな事を言いながら珈琲と灰皿を出してくれた。
椅子に座り 片肘をついて、ふとテーブルを見渡すと、カラフルな毛糸玉の様な物が置いてあった。
ただ、毛糸のそれと何となく違うのは、透明の頑丈そうなビニールでシュリンクしてあり、玉の真ん中から 紐状の物がテーブルに垂れていた。
俺
「悦ちゃん、これ何?」
「この 毛糸みたいなやつ。」
「あぁ、これね。」
と、持ち上げた 悦ちゃんが、
「さっき新聞とか雑誌とか縛ってたの。」
「これ結構便利なのよ。」
「紙で出来た荷造り紐 なんだけど。処分場で分別が要らない とかって。」
(紐の端を持ち上げて、手首に何回か巻いて)
「ほら、こうするとミサンガみたいでしょ?」
「しずちゃんなんか、ネームのストラップにしてるわよ。」
と、長がめに引っ張りだして クルッと回して 首にかけて、その手を胸の前で合わせている。
俺は、その時 良からぬ事を思いついた。
「それ、少しくんない?」
悦子
「良いわよ、何すんの?」
俺
「ん?、車で…。」
「あと、輪ゴム。2本頂戴。」
悦子
「輪ゴム?、普通のやつしかないわよ。」
俺
「普通のやつで大丈夫、輪ゴムは見えないから。」
悦子
「はい、これで良いの?」
と、輪ゴムを2本と鋏をテーブルの上に置いてくれた。
俺は、今しがた悦ちゃんがしてた様に 首に回して 両端がベルトの辺りになる位の長さで切った。
俺は『ありがとう。』と鋏と紐の玉をテーブルに返し、紐の端っこで 輪ゴムを縛った。同じく もう片方の端も。
3メートル近くの紐の両端に輪ゴムが付いた そんな形になった。
悦子
「車の何処につかうの?それ。」
俺
「うん?、後で乗ったら解るよ。」
悦子
「そう。」
「着替えてくるね。」
と、寝室に消えた。
俺が煙草を吸っていると、洋服を何着か持ってもどって来た悦ちゃんが、
「ねぇ、俊くん、どっちが良い?」
と、ハンガーに吊られたニットを2枚 胸のあたりに合わせている。
俺
「う~ん、どっちだろ?、下は?」
悦子
「そうだよね、上たけじゃ分かんないよね。」
「ちょっと来てよ。」
悦ちゃんの あとについて 寝室に入った。
ベッドの上には スカートやらpantsやらが 広げてあった。
悦子
「どぅしよう?、スカートのが良い?」
俺
「そうだね、こっちかな。」
と、適当にスカートを拾って 悦ちゃんに渡した。
悦子
「やっぱり こっちだよね。」
「寒いそうだもんね。」
と言いながら受け取ったスカートは結構長めのタイトだった。
「なら、上は こっちにしよっと。」
「ハイ。着替えますよ(部屋を出てって)。」
俺
「えっ?、見せてくんないの?、悦ちゃんのストリップ。」
悦子
「もぉお、朝から何言ってんの?」
俺
「あれッ?、朝からは お嫌いでしたっけ?」
悦子
「もぉお!。知らない。」
と、部屋着のワンピースを脱ぎだした。
中は『ブラトップ』とか言ったかも知れない、ユニクロとかでコマーシャルをしている、タンクトップのなかにブラのパットが付いてるやつ。
「中はこれで良いよね?」
俺
「良いんじゃない。」
「でも、チョッとまってて。」
と、悦ちゃんの前に立って、そのブラトップの裾を捲り上げ、左手で 上から 胸を掴んだ。
揉んだのではなく、乳首が前に突き出る様に 掴んだ。
服が落ちて来て 乳首を隠してしまわない様に 掴んだまま肘を張り ガードした。
悦子
「もぉお!ホントにぃ?」
悦ちゃんは、オッパイを舐められるものだと思ったらしい。
が、俺のやった事は違った。
ポケットから さっきの 輪ゴムの付いた紐を取り出し、手探りで 輪ゴムに指をかけ 何回か上下に振って紐を伸ばした。
悦子
「えっ?、チョッとぉ、何するの?」
俺
「え?、何するって?、こうするの。」
と、その輪ゴムを乳首に巻き付け始めた。
悦子
「チョッと、やだ、痛いわ。」
俺
「あれ?、痛いのも好き だったよね悦ちゃん。」
悦子
「お願い、やめてぇ。」
俺
「どぅしたの?、切なそうな声だしちゃって。」
「やめて に聞こえないよ、そんなんじゃ。」
と、何回かグルグルと巻いた。
「ハイ、出来上がり。」
と、チョンチョンと紐を引っ張ってみた。
悦子
「やぁん。」
「痛い。」
俺
「痛い。なんて言いながら こっちの乳首も固くなってるよ、こんなに。」
と、もぅ片方の乳首を摘まんだ。
悦子
「あぁん。」
「ダメだってぇ。」
俺
「こうやって、乳首 大きくしようね。朱美さんよりも。」
「こっちの乳首だけ、大っきく!」
「嫌らしいね、片方の乳首だけ 大っきいなんてさ。」
「こっちは 誰の乳首に巻き付けよっか?」
と、反対側の紐に付いた輪ゴムを 悦ちゃんの顔の前で ブラブラと揺らして見せた。
悦ちゃんの顔の前で 輪ゴムを揺らして見せながら、紐を またチョンチョンと引っ張った。
悦子
「あぁん。イヤぁぁ。」
と、俺の前に 膝から崩れ落ちてしまった。
俺は紐を持ったまま、ベルトを緩め ジーパンとパンツをゆっくりと下ろした。
その度に、何度も 紐が引っ張られる。
ハアハアと荒い息をしながら、『ダメぇ。』『イヤぁん。』『そんなぁ。』と、悦ちゃんが喘ぎ声を漏らしはじめた。
俺
「ほらッ、どぅしたい?」
と、上を向いてヨダレをたらしたチンポを見せつける様に 腰をつき出した。
俺を見上げながら、目をそらす事なく、悦ちゃんが喰らいついてきた。
咥えたまま舌を伸ばし、根元を舌で左右に舐めている。
俺
「…どぉしたい?」
悦子(咥えたまま)
「ひれはい。ひれへぇッ。」
俺
「そう、入れたいの?」
「でも、ダメ。」
「1日 これで居れたら 入れてあげる。」
「いいよね?、出来るよね?」
悦子
「はひッ。」
俺
「そう。じゃぁ、それまで お預け。」
と、悦ちゃんのクチからチンポを抜いた。
「ほら、着替えよう。」
「パンツなんか履いちゃダメだよ。」
悦子
「うん。」
と、言いながら 立ち上がり、着替え始めた。
上は黒っぽいニット。
襟はタートルっぽいが ゆとりが有って Uの字に前に垂れている。ニットの割には 素肌にもチクチクしない 肌触りの良い物だった。
下は 何処かで見た様な、厚手のスウェット地で薄いグレーの霜降り、ふくらはぎがすっぽりと隠れ くるぶし近くまで有る。が、振り返ると 真ん中のスリットが膝の上まであった。
その中は パンツは履かずに、冬物なのか 少し厚手の、朱美さんの様な 太ももまでの白っぽいストッキング。
で、ウエストを絞った女性らしい 白いダウンのコート。
そんな出で立ちだった。
例の[紐]は どうしたかと言うと、襟ぐり~出して 背中にまわした。
それでも あまりにも長すぎたので、指が掛かりやすい様に お尻の辺りで 輪っかを作って 結んで垂らした。
俺
「ほら、パンツ履いて 行くよ。」
[パンツ履いて]に 悦ちゃんは キョトンとしていた。
俺
「良いよ、履いて。」
「てか、もう ビチャビチャなんでしょ?」
「そんな(スカート)の、向こうに着く前に 染みになっちゃうでしょ?、皆に見られるよ。」
「バレバレだよ、まんこ汁の染みだって。いいの?」
「今だって 垂れて来ちゃってんじゃないの?、オマンコから。」
悦子(コートを持った手をあげて)
「だって これ 有るから。」
俺
「そんの着せて貰えると思ってんの?」
「そんな深いスリットのスカートはいてんのに?」
「皆に見てもらおうよ、屈んで何か探してるとこ。」
「それとも なま まんこ 見せる?」
(悦ちゃんが何度も 首をふった)
「でしょ?、履いてって良いよ、1番 役にたたなそうな オマンコ隠すだけの きわどい奴なら。」
黙って頷いた悦ちゃんが 引き出しから パンツを取り出して履いた。
俺
「はい、スカート あげて。」
「そぅそぅ。」
(わざと顔を近づけて)
「やぁらしい。はみ出しちゃってるよ、おけけ も ビラビラも。」
「はい、舞われ右」
「やぁらしい お尻だね。」
「そんなんで隠れてんの?、お尻の穴。」
「屈んで 自分で ケツ広げてみな?」
「ほら、やっぱり。」
「もう、染みになっちゃってんじゃん。」
「てか、全然 隠れてないね?、オマンコもケツの穴も。」
「よし!。じゃぁ、行こうかぁ?」
終始 無言で 俺に応えていた悦ちゃんの顔が 紅みを増していた。
車に乗ると、悦ちゃんは時々 身をよじったり していたが、俺は 乳首に輪ゴムを巻いている事など、何も無かったかの様な、天気だの 混み具合の予想だのの話に あえて終始しながら車を走らせた。
毎年 盆暮れ正月には 迂回を余儀なくされる アウトレットに曲がる交差点は、時間が幾らか早かった事も有ってか、1度の信号待ちで曲がれた。
が、駐車場に入ってから、入り口が何ヵ所か有るせいなのか、入ってから停めるまでの方が時間がかかった。
車を降りた時には 10:00になろうと していた。
いつか アメ横を歩いた時の様に、悦ちゃんの腰に コートの内側から手をまわし、幾つも連なるショップに向かって歩きだした。
ただ あの時と違うのは[紐]が垂れ下がっている事。
俺は その紐の輪に指をかけて 悦ちゃんの腰を抱きよせた。
悦ちゃんは、小さく『んッ』っと唸って 肩をすぼめた。
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