二人はそれぞれの車で連なって走って行く。
彼女が目指すのは少し離れた処に在るファミレスであった。
二人は目的地に着いて並んで店に入って行く。
麻由美「私はレモンティー!」
「貴方は?」
席に座るなり、彼女はオーダーをする。
彼もその流れに乗る。
康治「私はコーヒーで!」
ウェイトレスが去ると二人の間に気まずい雰囲気が漂って来た。
その口火を切ったのは彼女の方であった。
麻由美「貴方!!」
「一体、どう云うつもりなの?」
彼女は最初からけんか腰である。
その怒った顔も魅力的であった。
彼は女優の若村麻〇美の大ファンであった。
時代劇で魅せる彼女の迫真の演技と男勝りの立ち回り。
そして、ゾクゾクする様な冷たく美しい表情と、その裏に隠された熱い情熱。
そのどれもが彼を魅了していた。
その彼女そっくりの女性が目の前に居る。
いや、顔がより小さく纏まって柔らかな造作になっている分、彼女の方が上かもしれない。
更になんと、声までが似ているではないか。
彼は彼女の綺麗なストレートの黒髪に目が釘付けになっていた。
麻由美「貴方?!!」
「私の話・・」
「聞いてるんですか?」
彼は彼女に怒られてしまった。
康治「あっ、すいません!」
「貴女が私の好きな女優にとっても良く似て・・」
そこまで云って彼女に言葉を遮られた。
麻由美「真面目に聞いてるの?!」
「いい加減にしてください!!」
これでは全く話し合いにならない。
彼は提案した。
康治「こんな騒然とした場所では落ち着いて話も出来ないでしょう」
「貴女もいきなり怒ってしまうし・・・」
彼女も少しは納得したのか、段々と落ち着いて来た。
麻由美「そっ、そうね!」
「うんっ!・・そう!・・」
「私も感情的になってたかも・・」
彼女は理論武装をする事が一番大事であると思い出した。
康治「そこで今夜、貴女を招待します!」
「それでいいですね?!」
麻由美「わっ、分かったわ!」
彼女は渋々納得した。
彼は連絡先を彼女に伝える。
康治「これで貴女と連絡が取れる」
「一石二鳥ですね!」
彼女は変な風に丸め込まれてしまった。
彼の策略にまんまと引っ掛かって仕舞ったと云うのに。
そして彼はほくそ笑む。
目の前に居る極上の美熟女を、どう料理すればいいのか。
彼の股間は最高に膨れ上がり、彼女をターゲットとして狙っている。
だが彼女は、そんな事には思いも及ばなかった。
この後、目前の男に有らん限りの凌辱を受ける事になろうとは。
彼の股間に在るペニスだけが全てを知っていた。
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