熟事務員 Ⅱ ⑭
入り口に鍵をかけて戻ってきた朱美さんが、座椅子に座りながら 缶ビールに手を伸ばして 悦ちゃんに
「何だって?、大島さん。」
悦子
「『話がしたいから、部屋に来い。』ってさ。」
「話しなら ここで聞くわよ。って言ったら『こんな所で出来る話しじゃない。』って。」
「ここで出来ない様な話しなら、聞く気は無いって言ったら 逆ギレしちゃって。」
朱美
「何それぇ?。要はヤラせろ!って事?」
悦子
「…??…、あんたねぇ。」
「ヤメょ、あんなヤツの話しなんか。胸糞わるくなっちゃうから!」
朱美
「そぅね、ゴメンね。」
「ところで俊ちゃん お風呂は?」
俺
「そぅっすね、風呂入って寝ますかぁ?」
「朱美さん、汲んでもらって良いすか?」
朱美
「えぇッ、寝ちゃうの!?」
俺
「朱美さんが お風呂は?って聞くから。」
「湯冷めしたくないから寝る前に。って言ったのに。」
「てっきり、俺のこと心配してくれて『早めに やすんだら?』って事かと…。」
朱美
「えッ、なんで そうなっちゃうのォ?」
俺
「なんで?、って言わ…。」
俺が言い終わらないうちに 悦ちゃんが
「もおッ、いいから(お風呂)汲んできて!」
朱美
「…??…。」
悦子
「ほらッ。いいから!。行くッ!」
俺と悦ちゃんが また 頭を抱えて、顔を見合わせて笑った。
朱美
「なんでぇ?。」
「また、笑うぅ。」
悦子
「いいから いいから。」
「お風呂ッ。(汲んできて)」
蛇口から浴槽に 勢い良く お湯が溜まる音がした。
そのまま戻ってきた朱美さんに悦ちゃんが
「あんた 扉 閉めてないの?」
朱美
「そうよ。」
「その方が(音が変わってくる事で)溜まったの 分かるでしょ?」
「部屋の暖房も(温度)上げといた。」
悦子
「そう?。」
「…そぅね。」
「ご苦労様。」
朱美
「それはそぅと、しずちゃん、どこ行ったのかしら?」
悦子
「鍵をしめて、閉め出しといて、よく言うわね?」
朱美
「だって、それは…。」
悦子
「だってもクソもないの!」
「ほらッ!、湯気がみんな こっちまで来ちゃったじゃないの!、閉めてらっしゃい!」
朱美
「あら、ホントだ。」
と、浴室の扉を閉めにいった。
「ねぇ?、こんなもんかなぁ?」
「どぅする?。」
「ねぇってばぁ。」
どうやら、ほぼほぼ お湯が溜まったらしい。
悦子
「どぅする?。俊くん?」
「入る?」
俺
「そぅっすね。」
「オシッコも、そろそろ限界なんで。」
悦子
「私も!」
「(しずちゃん)まだまだ帰って来ないでしょうし。」
「入ろっか?」
お湯をとめて、扉を閉めて、戻ってきた朱美さんに悦ちゃんが
「ほらッ、お風呂 行くわよ。」
朱美
「え?。だって(宴会の前に)さっき…。」
悦子
「もおぉッ。」
「さっきの とは、違うのッ!」
朱美
「あぁ、3人でぇェ?」
「待ってて、チョッとトイレ。」
悦子
「あんたねェ?、そんなに呑んでたっけ?」
「んとに もぉ。」
「約束したでしょッ、輪島塗のトイレで。」
朱美
「…(無言)…。」
悦子
「思い出した?」
朱美さんが、途端に 真っ赤になった。
妙な空気のまま、浴室の入り口に立って、浴衣の前をはだけると、俺とドア枠の間に 半身になって 2人が割り込んできて、俺のチンポを覗き込んできた。
俺
「それ、ズルくないっすか?」
「一緒に。って言いましたよね?」
「2人は向こう(洗い場)で、どうぞ。」
全裸になった2人が 洗い場で こちらを向いて 手を繋いで立っている。
俺
「もぅチョッと 後ろにしゃがまないと。」
「(俺のが)かかっちゃうよ。」
2人は 1.2歩下がって しゃがんだ。
ウンコ座りの様にしゃがんだ2人の股間に、黒く 陰毛が見える。
俺はわざと、それを覗き込む仕草をしながら、チンポに手を添えた。
そんな俺の頭の中では、過去に見た DVDやら◎◎投稿誌やらの場面が駆け回った。
この際、それらの受け売りだろうが何だろうが 関係ない、『どんなのが 1番厭らしくて興奮出来んだろう?』
などと、頭の中を駆け回る光景を追いかけていた。
すると、途端に ムクムクと頭を持ち上げてしまった。
先輩諸兄には、説明の必要もないかも知れないが、一旦 こうなってしまうと なかなか(小便)出ない。
この時の為に さんざん我慢してきたのに、勃っちまったせいで 出せない。
朱美
「ゴメン。私 出ちゃうかも。」
悦子
「ダメ!。一緒!。我慢して!」
2人のやり取りが一層拍車をかけて、ますます出なくなってしまった。
そこに。
俺にとっては本当に好都合だった。
チャイムを鳴らして 扉を叩く 男性らしい声、おそらく大島さんだろう。
妄想と興奮に威張りちらしていたチンポが、幾らか落ち着きを取り戻した。
鈴口から チョロチョロと滴りはじめた。
が、まだ半勃ち状態。
下腹や尻穴のチョッとした動きにも すぐに途切れてしまう。
下腹に、思いっきりチカラを込めて 息んだ。
すると ようやく 幾らか 勢いをました。
悦ちゃんが 先だった。
「ダメ!。私 出ちゃうゥッ。」
シャァ~ッ。っと勢い良く、悦ちゃんのオシッコが床に跳ね返されたかと思うと
「ズルいィ。」
「私もォ!」
と、朱美さんが 続いた。
俺は 少しづつ 2人に歩み寄る事で、途切れ途切れに床に打ち付けられる俺の小便を 2の足元に近付けていった。
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