俺が中2の時だった。
土曜日の昼、塾に行くのをさぼって、自分の部屋の
押し入れで寝ていた。俺は昔から狭いところが好きで、
時々照明器具と本を持ち込んでは、押入れで寝ていたのだった。
母親はパート、父親は出張中で2、3日留守だった。
押し入れで寝ていると母親が帰って来た気配がした。
俺は塾をさぼったことがバレると困るので 、
押し入れの中で息を潜めていた。
母親は俺の部屋に一度入ってきたが、
俺が部屋に居ないのを確かめると、
玄関に戻って
「だいじょうぶだよ、誰も居ないから」
と言って、その後男の声がした。
俺の知らない男の声だった。
気配で二人が居間に行くのがわかった。
俺は押し入れの中でしばらくじっとしていたが、
ガタゴトと物音がするので、押し入れから出て
足音のたたぬように居間に向かった。
襖の隙間から中を覗くと裸の母親と他人の男が交尾の最中だった。
俺の母親が真っ昼間に男を連れ込んで男と交わっていたのだった。
当時母は30代後半、小柄だがスタイルも良くておっぱいも大きく、
男を引き付けるフェロモン臭が相当に強かったと思う。
男は見知らぬ男だったが、事務職の父親のメタボ体型とは真逆の、
筋肉質の痩せ型だった。
俺は見てはいけないものを見てしまったと思い、
元の押し入れに戻って男が帰るまで、
息を潜めて隠れていた。
夕方、俺は塾からから帰って来た振りをして、
玄関から「ただいま」と居間に入った。
「おかえり」と母は何事も無かったような顔をしていた。
それ以来、俺のオナネタに頻繁に母親と間男の交尾の
影像が脳裡に現れた。
俺のネトラレ性癖は思春期に形成されたのかもしれない。
高校生の間も好きなタイプの女性とのHを想像することはあったが、
それ以上に他の男にネトラレて、好きな彼女が犯されるシーンを
想像するほうがはるかに多かった。どうかすると、あまり順調に
彼女との交際が進むと物足りなさを感じて、詰まらない顔をしてしまう
自分がいるのだった。
こんな俺は一生結婚出来ないと男だと思っていた。
妻は俺とはある意味真逆の女だった。外に女ができてしまう色気の強い
どSの父親と、地味で愚直な母親に育てられた人が妻だったからだ。
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