浅井さんは『気持ちをしっかり持とう。』というような顔に変わり、再び僕を見ました。その目は目は充血し、少し涙が溜まっています。
『ごめん…、ごめんなさい…、』とまた謝られました。顔が変わり、『もう大丈夫。』という顔です。下から両手が延びてきて、僕の両肩を掴み、備えるのです。
この数秒待たされましたが、僕のチンポは彼女の中で勃起を続けていてくれました。彼女の『大丈夫。来て。』という顔をもらい、再び腰を始動させます。
しかし、彼女が我慢できたのはほんの数秒間。すぐに『ダメぇ~!』と彼女が叫び、また身体が揺れ始めます。
彼女はどうしていいのかわからず、僕の肩や胸を触り、更には頭の下の枕を掴もうともします。もどかしそうにする彼女に、僕はこんな気持ちになるのです。
『苦しいのか?気持ちいいのか?どうしたいんや?』と女性を見下すような、痛めつけたいようなそんな感覚です。
この時の僕は、完全に上の立場から浅井さんを見ていました。童貞だろうと関係ありません。僕の突き立てたチンポで、女がよがっているのです。
浅井さんの胸元に肘をつき、ウロウロしないように彼女の顔を両手で掴まえました。顔の自由が効かなくなり、それだけで苦しそうです。
僕は、いま学んだ全てを浅井さんにぶつけ始めました。たいしたことは出来ませんが、学んだことは
全部です。
理解をしたストロークを全て使って、腰を打ちつけ始めます。もう射精する気は満々でした。まだ訪れてはいない射精感が来るのが楽しみにもなっていました。
僕が腰を打ちつける度に、浅井さんは『アァ~ン…、アァ~ン…、』と叫びます。苦しいのか、『やめてぇ~、もうゆるしてぇ~!』と付け加えられてです。
彼女の顔を押さえていた僕の両手にも力が入り、頬っぺたを押さえ過ぎて、美人の浅井さんの顔が崩れてしまっています。
男の本能でしょうか。それを見てもまだ、その顔を押し潰そうとしてしまうのです。
顔の潰れた浅井さんですが、その隙間から僕を見ました。その目は怖がっていました。男に支配されている時の女性は、みんなそんな目になるのでしょうか。
『私をどうするつもりなの?』と訴えかけているのです。それは僕には心地よいものでした。『女性には、絶対に敵わない。』と思っていた僕には。
『?』、と一瞬だけ思ったのが始まりです。その変化は、すぐに僕の射精感を導きます。ついさっきまでは『大丈夫。』と思っていたのに、すぐです。
『えぇ~、もう終わり~?』と心の中で言っていました。彼女を支配するためにチンポを何回も動かしていたのに、残念で仕方ありません。
しかし、ちゃんとフィニッシュを迎えられそうなことを嬉しくも思います。あとは、ちゃんと最後を迎えるだけ。
彼女の顔を変形させていた手を離し、目で合図を送りました。浅井さんはちゃんと分かったような顔をしてくれ、目は僕を見ます。
腰を振ると、彼女は僕の身体を強く抱き締めてしがみつきました。『アァ~ン…、アァ~ン…、』と最後まで喘いでくれていました。
僕はと言えば、チンポの刺激が強すぎて、射精をいつ始めたことも分からず、次第に薄れていく感覚に『ああ、俺いま出してるんだ。』と理解するのです。
射精が終わり、僕は彼女から離れました。浅井さんは固まったまま、『ハァ…ハァ…、』と呼吸だけしています。
先に回復をした僕は、自分の股間を見ました。コンドームのチンポの先の部分で、真っ白な液体がこれでもかと溜まっていました。
外すと独特な香りがし始め、それが自分の精液であることが分かります。それは、初めて自分の手で出さなかった精液でした。
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