僅かに出来た時間を利用して、浅井さんは息を整えようとしていました。僕も彼女の股間に手を当ててまま、少しインターバルを取ります。
『いつでも擦ってあげますよ。なんなら、もう擦っちゃおか?』とそんな感じで待っていたのです。しかし、そこであるものに目が向きました。
完全に上を向いてしまっていた、自分の股間です。彼女を責めるのに集中し過ぎて、自分の股間がこんなにまでなっていることに気がつかなかったのです。
90度どころか、120度くらいに持ち上がってしまっています。女性にチンポを見せたこともありませんし、完全に勃起したものなんて…。
『女性に自分のチンポを見られたら恥ずかしい。』、そう思っていました、今までは。ところが違いました。
これだけ勃ってしまうと、隠しようもありませんし、彼女にも見られましたし。それよりも『更に大きく見せつけよう。』、なんておかしな感情もありました。
浅井さんが抱きついて来ました。インターバルも終わりです。僕は再び、彼女のオマンコを指で擦り始めます。
肩から耳から、唇で噛まれました。それでも『アァ~…、』と声をあげると、その行為はすぐにとまります。
浅井さんは身体を密着することを望みました。何度も何度も僕に身体を寄せて来ます。その度に、勃起したチンポは彼女のお腹に押し付けられるのです。
きっと、故意です。彼女は、自分のお腹にチンポが当たっているのを分かっていて、それでも圧力を僕に掛けてきているのです。
童貞少年にはキツい感覚でした。彼女に擦れて刺激を受ける度に『射精しないか?大丈夫か?』と心配をしてしまうのでした。
両肩に圧力が掛かりました。『腰をおろして。』と言う、浅井さんからのサインです。チンポは彼女の身体から離れ、僕は浴槽に膝をつきました。
更に圧力が掛かりました。今度は後ろに押されたのです。『どうするん?どうするん?』と戸惑いながら、結局、洋式の浴槽に横になる体勢になったのです。
彼女は上に乗り、すぐに唇が飛んで来ます。僕はといえば、身体が水中に沈み込んでいかないように、浴槽の縁に頭を掛けて踏ん張っていました。
ディープなキスでした。浅井さんは口を閉じようとはせず、勢いそのまはまにどんどんと僕の口の中に舌が入って来ます。彼女に答えるのに、僕も必死です。
浅井さんの身体が下りました。彼女の唇も、僕の首あたりに落ちて行きます。彼女はキスというより、僕の身体に唇を寄せている、そんな感じです。
その時、生まれて一度も味わったことのない衝撃が、僕の身体を走り抜けます。普段なら、恐くて絶対に身体を回避するるような、そんな衝撃です。
恐くて、それを見ることもままなりません。頭に思い描いたのは、『浅井さんが、僕のチンポを手で握りしめた。』という場面です。
しかし、『気持ちいい?』と彼女のその一言で、それが現実であると気づかされるのです。
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