僕の手が彼女の胸に掛かった瞬間、浅井さんの唇が一瞬とまりました。そしてキスをしている狭い隙間から、自分の胸元にチラッと目線を向けたのです。
その胸には僕の手があって、完全に左の乳房を揉んでいます。それを見た彼女の目がためらいました。それに気づき、僕のキスは更に圧力を掛けます。
それは駆け引きでした。圧力の掛けられた浅井さんは、諦めの表情を作ります。生まれて初めて、女に言い聞かせました。服従させたのです。
緩いボタンが手助けをしてくれました。慣れない僕でも、彼女の上服のボタンを外すことが容易に出来ます。
2つ目に取りかかった時、彼女の手が僕の右手を掴みます。目を見ると、『やめて…。』と言っていました。
それでも2つ目が外れてしまうと、その手から力は抜けていきました。彼女の上服の中に入り込む僕の右手。
その頃になると、キスもままならなくなっています。彼女の身体にグッと力が入りました。身体を少し屈めようともします。
押し入った右手は、彼女の左乳房を掴まえました。ブラジャーの上からその乳房を揉みます。女性の乳房がこんなに柔らかいなんて。
そんな事実を初めて知るなか、ブラジャーのゴワゴワがジャマに思えます。上服に入り込んだため、僕の手は容易に動かせることが出来ました。
ブラジャーを下から持ち上げるようにしながら、僕は彼女の乳房に直接触れようとします。『って!』と、浅井さんがいよいよ声をあげます。
焦った彼女の声でしたが、僕にはハッキリと『まって!』と聞こえました。そして、『お願い、待ってよ!』と更に続けます。
僕の右手は、すでに彼女の乳房を掴まえていました。彼女の顔色を伺います。その目は、『やめよ、もうやめよ。』と僕を見つめています。
しかし、その乳房を揉み始めると『イヤッ…お願い…』と女にらしい声を出すのです。更に揉むと、目を閉じ、身体は固まって動かなくなります。
僕の指と指の間に、異物を感じました。それが彼女の乳首であることは容易に理解出来ます。揉んでいるうちに挟まったのです。
その存在に気づくと、勝手に親指と人差し指がそれを摘み始めました。『お願い~、もうお願い~、』と浅井さんが騒ぎます。
更に乳首は固くなって主張を始めます。それを、コリコリとは誰が表現をしたのでしょうか。とでも上手い表現だと思います。
コリコリを始めると、『ちょっと~、お願い、もうほんとやめて…。』とやりきれない表情に変わりました。
ここが僕の弱いとこ。そう言われ、本当にコリコリをやめてしまうのでした。しかし、僕には揉みごたえのある乳房を触っているいる方が楽しくも思えました。
更に彼女のボタンに手を掛けました。薄暗かろうが、『そこに乳房があるなら、生で見たい。』と思うのが男です。
3つ目を外すと、彼女の上服に手を掛け、そして左乳房の方に寄せるのでした。薄暗い中、ちゃんと彼女の乳房を確認出来ました。
初めて見る、女性の胸でした。AVで観ていた女優さんと同じものを、浅井さんも持っていたのです。
女性の乳房が生で見られたことで、なんだかもう満足をしてしまった感のある僕。その動きもとまってしまいました。
自分の乳房に見いっていた僕に気づいた浅井さんは、身体を大きく動かし始め、助手席に戻ります。そして、そこで外された胸ボタンを元に戻すのでした。
僕も運転中に腰掛けると、黙った彼女を気にしてしまいます。僅か5分程度の出来事でしたが、とても濃密な5分間でした。
沈黙をしていた浅井さんがようやくと話してくれやした。『ビックリしたわ、もぉ~。』と照れたような感じでした。
それには、『ごめん。』と答えたのですが、その答えであっていたのでしょうか。『ちょっと興奮したかも。』と更に謝ります。
しかし、『私で興奮してくれたの?』と言われ、場の雰囲気が変わります。いわゆる、大人の会話モードです。
『ごめん、私も興奮してた…。』と続けられ、『これはもう覚悟を決めない。』といけないと心に思い始めます。
『好きです!したいです…。』と自然と口から出た自分に驚きました。『好きです!』はともかく、まさか自分の口から『したい…』と言うとは。
気づいて後悔をします。『したい。と言ったところで、お前童貞じゃん。』と25年間守ってしまったことを、もう一人の自分が言うのです。愚かです。
『してくれる?私もしてほしいから…。』、浅井さんの答えでした。そう言われても、どこかピンと来ない自分もいました。
しかし、なんだろ?OKを貰えた、僕に心を開いてくれた浅井さんが嬉しかった。この後の熟女による童貞君の筆下ろしのことなど、頭から飛んでしまいました。
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