淫欲のスポーツジム 優美と雅之 7
私は少しの間、うたた寝をしてしまった様です。
彼は着換えを済ませて、ベッドの脇に座っています。
私が眼を覚ましたのを見て、近くまで来て言いました。
雅之「気分はどうですか?」
「何か、飲みたいものとかは?」
本当に心配そうです。
私は彼に言いました。
「うん、もうへーき。大丈夫よ」
雅之「あ~、良かった~」
「最初、本当にぐったりとしてたから」
「心配しました」
「ごめんね、本当に」
雅之「いえ、そんなこと」
「貴方はやさしいな。しっかりしてる」
「それに引き換え、私は・・」
雅之「そんな」
「褒めても何も出ませんよ!」
私が落ち込んでいるのを見て、彼は冗談で返してくれた。
天然の様でいて、意外と気が利きます。
可愛い彼です。
私は一息ついて上半身を起こし、彼に尋ねました。
「ねえ、この後どうしようか?」
「もう、帰る?」
何故か、彼はもじもじしています。
ああ!、そうです。
私はまだ裸でした。
しかも今、上半身が剥き出しです。
私は慌てて毛布を上に上げました。
「ごめん・・」
雅之「あ、いえ・・」
微妙な空気が漂います。
そういえば、彼とはエッチの途中でした。
私はもう、満足していますが彼は・・・
そうではない様です。
顔が真剣です。
それはそうです。
私が勝手に初めて、いきなり終わらせたエッチですから。
彼に申し訳ないです。
どうしたらいいでしょうか。
彼にエッチの続きをしたいか、聞いてみるとか。
う~ん、私にそんな事を聞かれたら、断るに決まってます。
ここは私からおねだりするしかない。
私は決めました。
「ねえ、雅之くん」
「お願いがあるんだけど・・いいかな?」
雅之「えっ? あっ、はい」
「あの、さっきの続きをして貰えないかな~って」
「どうかな?」
雅之「つっ、続き?」
「うん、続き!」
雅之「あの、でも、僕、・・よく分からないんです」
「分からない?」
雅之「はい、初めてだから・・」
あっ!そうか。
私、すっかり忘れてた。
そうだよね。
大概は君の歳なら初めての経験になる訳だし。
私、自分の事しか考えてなかった。
う~ん、でももう彼とは一回繋がっちゃったしなあ~。
はぁ。
私は酷い女です。
自分の欲望を満たす為に、彼に無理強いをした。
ムードも何も無い。
最低の初体験です。
どうしたらいいものか。
私が後悔しているときに、彼が言ってくれました。
雅之「あの、すいませんでした!」
「僕に余裕が無くて、田中さんに迷惑を掛けちゃって」
「そんな・・貴方に責任は無いよ」
「悪いのは私」
雅之「でも・・」
「私からお願いします」
「貴方の興奮を醒まさせてください」
雅之「えっ?」
「あの、えっと・・」
「私と、・・エッチ、して貰えませんか?」
「お願いします」
わ~んっ(泣)
言っちゃった。
雅之「ぼっ、僕も田中さんとしたいです!」
え~んっ(泣)
ありがとう。
雅之「でも僕、コンドーム、持ってないから」
「どうしよう?」
「はい?」
雅之「コンドームが無いと赤ちゃんが出来ちゃいますよね?」
「あ、いや、それは・・」
雅之「今から買いに行くにしても何処で?」
「あの、それはね」
雅之「どうしよう? どうしたらいい?」
私はキレた。
「いいのよ!生でやるから!」
彼はまた、目が点になりました。
つづきます
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