(この間に君子さんが帰っても、それはしかたない)
アキラはそう思いながら、トイレから出て席に戻った。季実子は席に居た。
アキラは鞄からペンと手帳を取り出し、1枚破ると黙ったまま書いた。
「君子さん、僕は目の前のあなたがあの人妻だとはまだ信じられない。だから、」そういうとアキラはメモを君子に渡した。
季実子はメモを見て、「えっ、そんな」
メモには[今、トイレでパンツを脱いできました。君子さんに渡します、僕のパンツと履き替えてあなたが今履いている下着を差し出して下さい]と書いてあった。
「そんなこと、アキラさん私」
「僕は本気です。これが私のパンツです」
アキラは人目を避け小さく畳んだパンツを出した。
「あなたが本物の君子さんだと証明して下さい。ネットの本物の君子さんなら出来る筈だ」
「だって私、、、」
季実子は困り俯いた。
「出来なければ、あなたとのお付き合いは終わりにします」アキラは決心して言った。
季実子の中でアキラとのテレホンセックスが甦っていた。もうノーマルなセックスだけじゃ満足できない身体になってしまった。ああ、アキラさんとの関係が終われば私、餓えた身体でおかしくなってしまう。
(履くだけ。下着だけよ)
季実子はアキラから目を反らしたまま、差し出されたアキラのパンツを持って席を立った。
(このまま帰られても仕方ない)アキラは、待った。
季実子はトイレに入り、スカートを捲った。
むっちりした白い太股、小さなショーツが食い込んだ大きな尻。季実子はショーツを脱ぐとクルクルと丸まった。
アキラのパンツを手に取る。ボクサータイプのパンツは今脱いできたばかりで少し汚れていた。
(ああ、駄目、どうしようもなくドキドキする)
季実子はアキラのパンツに足を通した。
上まであげてワレメにアキラのパンツがピッタリと当たった。
(駄目、あん、アキラさんがアソコに当たってる)
ネットの君子は、ついに本名の季実子と融合した。
季実子はスカートを整え、トイレを出た。
※元投稿はこちら >>