太腿を撫でていた手が股間に潜り込んだ。
はぁ、はぁ、はぁ、「あんっ」
荒くなる吐息に喘ぎ声が混じった。
左右から股間に潜り込んだ指が、季実子の膣口を撫でながら開いた。痴漢の指は連携が取れていて、正面から伸びてきた手が、指で季実子の大きめのクリトリスを摘まんだ。
(駄目、気持ちいいっ)
クリトリスから拡がる快感。
ローヒールの靴を履いた脚の間に痴漢は脚を突き入れて閉じることも出来ず、季実子は身体にまとわりつく痴漢の手に弄ばれた。
「あん、あん、あん、」
季実子は我慢出来ず悶えた。
膣口を開いていた指が割れ目に潜ってきた。
(駄目、やだ、恥ずかしい)
溢れる愛液が垂れて内腿を濡らす。
くちゅくちゅと濡れた音が微かに車内に響いた。
(季実子、駄目だ。このままだと犯られてしまう)
明らかに悶えた表情の季実子を見て、アキラは思った。
「あ、あっうっ」
色っぽい季実子の喘ぎ声が響く。
(あん、あん、駄目、逝っちゃう、こんな電車の中で)列車がカーブに差し掛かり大きく傾いた。
ヌチュリの指が深くまで潜り込み激しく動いた。
「やだっ、逝っちゃう!」
季実子の身体がヒクヒク痙攣し絶頂した。
電車が駅に入り、季実子の周りのサラリーマンが流れ出ていった。アキラは季実子に近よりスカートを下げて整えると腕を組みホームに降りた。
「大丈夫かい、季実子」
季実子が恥ずかしげに俯いた。
アキラは季実子を駅から連れ出し、用意していたコインパーキングに停めた車に乗った。
まだ興奮の冷めない季実子がアキラの腕の中で荒い息を整えていた。
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