季実子は圭介の部屋からの帰り、スマホを出してアクセスした。
アキラとの連絡方法は、二人がテレホンセックスをしていたサイトの伝言板だけだった。お互いに相手の家庭には触れず、一人の男と女として快楽を求める関係としていた。
アキラからのメッセージが入っていた。
[東部○○線○○駅に朝7時、地味なスーツに白いブラウス、肩紐なしのハーフカップブラ、ミニスカートにナマ足で来ること]
季実子は夫の圭介に悪いと感じながら、どうなってしまうのか判らないスリルに興奮した。
アキラは、ある痴漢投稿サイトに書き込みをしていた。[東部○○線○○駅から乗ります、、、]さらに広瀬○ずさん似、胸は94センチと姿の特徴を書き込みした。勿論全て妄想としている。但し実際は。
(後は季実子と一緒に電車に乗るだけだ)
そして当日。
アキラは待ち合わせ場所の○○駅前にいた。
(ああ、季実子、なんてエロいんだ)
アキラに軽く手を振る季実子。
信号を渡ると、周りのサラリーマンがチラチラ見ている。可愛い顔立ちに、歩く度に揺れる大きな胸、まるでグラビアアイドル、いやアダルト女優だ。
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