季実子は帰宅して、リビングに座り帰り道で買ったミネラルウォーターを一口飲んだ。
身体にはまだアキラに責められ絶頂した興奮が残っていた。
スマホを見ると夫の圭介から電話が入っていて、季実子はかけ直した。
「もしもしあなた。すみません気がつかなくて」
「遅いな、どっか出掛けてたの?」
「あ、うん、お友達と女子会」
「夜遊びの悪い人妻だな、ハハ」
季実子は圭介の言葉にドキリとした。(そう私は悪い人妻。夫以外の男性とセックスをする約束をしてる悪い人妻)季実子は後ろめたい気持ちで思った。
「来週帰る予定だったけど会議が入ってさ。水曜日にでも、掃除もして欲しいしこっちに来てくれないかな」
「はい、判りました。水曜日ね」
用件を済ますと圭介は電話を切った。
季実子は愛液で濡れひんやりと冷たいショーツをリビングで脱いだ。
アキラは帰宅すると、玄関に置いた衣類用の消臭剤を入念にスーツに掛けた。季実子の香水の残り香がないかを確かめ部屋に入った。
「おかえりなさい、遅かったね」
リビングでテレビを見ている妻が話し掛けた。
「ああ二次会まで付き合わされたよ」
「またキャバクラでしょ。あんまり無駄遣いしないでよ」妻はアキラを見向きもせず言った。
「判ってるよ、割り勘だし。風呂入るから」
アキラはスーツを部屋で吊るし、脱衣場で裸になった。精子の臭いが残るパンツは風呂場に持ち込み水洗いした。(次は季実子を抱ける)そう思うとまた勃起してきた。
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