熟 事務員 ⑥
ホテルに入って、適当に部屋のボタンを押すと、ジャラジャラと音をたてて 大きなキーホルダーの付いた鍵が 下の受け皿に落ちてきた。
俺は それを持って、片手で稲葉さんの手を引いて、あえて階段を登った。
Keyで鍵を開け、稲葉さんの背中に手を添え、室内に促した。
続いて俺が入り、背をむけて鍵を閉め、振り向くと
、稲葉さんがこちらを向いて立っていた。
俺
「(室内に)入りましよ」
と、肩に手を添え 回れ右をさせ、今度は背中手を添えながら、ガラス戸を開けた。
俺
「どぉぞ。」
と、部屋の隅にある、小さい丸いテーブルに促すと これまた丸い折り畳み式の背凭れのあるイスに座った。
「何か飲みますか?。俺 ビールにしますけど同じでいいですか?」
稲原さんは 緊張しているのか、終始 無言で頷くだけだった。
俺
「どぉぞ。」
と、缶ビールのタブをあけて、稲葉さんの前においた。
ビールをごくりと飲んだ稲葉さんが
「ゴメンね。なんか柄にもなく緊張しちゃって。」
俺
「そぅですよ。俺より先に そんなに固くならなくても‥。」
朱美
「もぉ!。でも ありがとう」
そんなオヤジギャグをかまして、ようやく緊張が ほぐれてきた様だった。
稲葉さんの左手を握り
「来て。」
と、イスに座ったまま、俺の方に引き寄せた。
俺の前にたった稲葉さんの顔を見上げ、左手を さらに引いた。
稲葉さんは、俺に覆い被さる様にしながら、眼をつむった。
軽く、ホントに軽く チュッとして、両手を稲葉さんの腰に回して、胸のあたりに頬ずりをした。
稲葉さんの手が 優しく俺の頭を撫でた。
また、稲葉さんの顔を見上げた。
稲葉さんの方から キスをしてきた。
俺の舌が 稲葉さんの唇を割った。
俺の舌を押し返すように 稲葉さんの舌が入ってきた。
どちらから ともなく、絡め 吸い合った。
2人の呼吸が次第に荒くなっていくのが分かる。
舌を絡めたまま、俺が立ち上がった。
腰に回した手を下にずらし、両手で尻たぶを鷲掴みにした。
稲葉さんが ンふぅーッ と荒い鼻息を漏らした。
俺は唇を離し 稲葉さんを後ろ向きにさせた。
左手を脇の下から差し入れ、右手で恥骨のあたりを狙った。
右手の指を円を書くように動かしながら、徐々に下にさげてゆく。
一層 稲葉さんの息使いが荒くなり、
「ダメ。立っていられない。」
と、腰が砕けそうになる。
俺は また稲葉さんを振り向かせると、両手で肩を少し押した。
稲葉さんが、膝立ちになる。
俺はベルトに手をかけた。
俺の手を払いのけ、稲葉さんがベルトを緩めはじめた。
ジーパンのボタンを外し ファスナーをおろし、ジーパンだけをさげた。
パンパンになった俺のチンポに、トランクス越しに 頬ずりをしていた。
俺
「(トランクス)下げて」
稲葉さんは、トランクスのゴムに指をかけ、自分の方に引き寄せながら さげた。
が、それでも、ゴムに引っ掛かったチンポが解放されると、ビクンと上下した。
稲葉さんは、そのチンポに左右から 指を3本づつ添えて、唇を少し開け、鈴口にキスをして、先走り をすすった。
そのまま唇を離すことなく、少しづつクチを開け、亀頭を くわえると、唇をすぼめて、舌先で鈴口をつついては 吸う を何度か繰り返した。
俺
「上 向いて。」
と、言い終わるまえに 稲葉さんが 俺を見上げた。
上の歯を少しみせながら、クチを大きく開け、舌を目一杯伸ばして、俺のチンポを呑みこんでゆく。
途中 その舌を左右に動かしながら。
そして ゆっくりと 頭を前後させだした。
すぼめた唇から 雁が抜ける時 時々 ジュルッ と音をたてながら、頭を 回し 前後させては 俺を見上げていた。
俺は 稲葉さんの肩に手を置き 腰をふった。
そして、そのまま 稲葉さんを跨ぐかたちで、稲葉さんを床に押したおした。
押したおした と言うより俺が崩れてしまった。
それでも、稲葉さんはチンポを離すことはなく、俺の尻たぶに両手を回して 頭を振りつづけた。
俺は 呆気なく、稲葉さんのクチに放出した。
俺は 稲原さんの顔に しなだれかかる ように、前のめりに 崩れた。
それでも まだ チンポを離すことはなく舌を動かしている。
唇や舌の動き 微かな振動がチンポを伝ってくる。
呑んだのが わかった。
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