嶋崎は仰臥した静香の股を割って両脚の間に正座すると、松山には静香の顔を跨いで向かい合うように位置させた。
静香の顔の上には、項垂れた夫の陰茎がぶら下がっている。
松山を手招きして、静香に覆い被さる態勢をとらせた
た嶋崎は、自らも腹這いとなり、妻の股間で夫と顔を付き合わせる格好となった。
女の秘密の部分を優しく撫で擦ると、静香の腰が僅かにくねり吐息が洩れた。
「ああ…」
顔を近付けて女陰に舌を延ばすと、割れ目に沿って尖らせた舌先でなぞっていく。
陰毛がきれいに処理されている、スベスベの大陰唇を優しく舐めた舌が会陰から肛門に向かうと、夫が妻の太股を左右に引き上げて尻を浮かせた為に、妻の最も恥ずかしい部分が照明の光を浴びている。
「あ…いや…」
太股を押さえられて、逃げることも出来ない妻の肛門の筋肉が収縮を繰り返していた。
舌先で刺激を与え続けている嶋崎の顔に興奮した夫の鼻息が当たってくる。
肉体の奥で滲み出た密液が、次第に量を増し女陰から溢れて滴り落ちてきた。
会陰を伝った密液は肛門を濡らし、シーツに滴り落ちると大きな染みっとなっていた。
妻の女陰に舌を這わせる嶋崎を見つめている夫には、嶋崎の次の動きが容易に予測できた為に、指先で陰唇を左右に分けて嶋崎の舌を待ち受ける形になった。
「あ…恥ずかしい…」
そう言うと妻は夫の陰茎を口に含んだ。
夢中になって吸いたて、しきりに舌を使って愛撫を加えていく。
嶋崎は膣口から舌で掬い取った密液を敏感な花の芽に塗りつけると、舌先で円運動をしてクリトリスを捏ねくり廻していた。
「あっ!ああっ!」
堪らず夫の陰茎を口から吐き出して、喘ぎを洩らした妻は若干変化を見せつつあった夫を握りしめると、無意識のうちに扱いていた。
妻に陰茎を吸われながら、その愛妻の女陰に舌を這わせる嶋崎を眺めていた夫は、激しく興奮して久し振りに、陰茎に血液が充満していることを自覚した。
夫の様子を窺っていた嶋崎は、すぐ気付いて夫と入れ替わり挿入を促した。
「あっ、あなた…」
久し振りに体内に夫を感じた妻の悦びの声は幸せに満ち溢れていた。
しかしその幸せも束の間、数度の腰の動きで夫は果てていた。
とても妻が感じるまでには至ってはいない。
夫に合図を受けて、嶋崎は最大限に勃起した陰茎を妻の女陰に突き刺した。
「ああっ!すごいっ!すごいわっ!」
夫の挿入を経て充分なぬめりを得ていた妻の女陰を、穿つように激しく刺しては抜いての繰り返しに、妻は悶え狂ったように喘ぐ。
「いいっ!いいっ!もっとっ!」
快感の波に翻弄されている妻の手を握り締め優しげな眼差しで、妻を見守る夫の表情には嶋崎には理解できなかったが、何か満ち足りたものが溢れていた。
「ああっ!あなたぁ、私っ!私っ!」
「いいのか?気持ちいいのか?」
「ええ、私、もう……」
「いいよ、イキなさい」
二人の会話を聴いた嶋崎は妻を導く為に、一段と腰の動きを速めていった。
「ああっ!イクわっ!イッちゃう~っ!」
妻が昇り詰めたことを確認して嶋崎が身体を離そうとした時、妻が抱きついて叫んだ。
「いやっ!このまま、中にっ!」
驚いた嶋崎が夫を見ると、優しげな微笑みを浮かべた夫は頷いて見せた。
嶋崎は夫婦の求めに応じて、再び腰を動かし妻の肉体の奥まで陰茎を突き刺していった。
「ああっ!またっ!あなたぁ、またなのぉ~」
立て続けにエクスタシーを迎えた妻の胎内に嶋崎は男の印を放出した。
「ああっ!熱いっ!すごぉ~いっ!ああ~っ!」
妻の悲鳴にも似た悦びの声が室内に響き手を握り締めてその声を聴く夫は、優しく唇を被せていった。
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