檀家総会
義王寺の檀家総会が、日曜に行われた。檀家の主なメンバーは、医者、病院経営者、中小建設会社社長、土建屋、プロスポーツ選手、競馬騎手、競輪選手、右翼団体代表、総会屋、弁護士、大学教授、評論家、官僚、公安関係者、あらゆる階層の、エリートと呼ばれる人間が、名を連ねていた。型通りの寺の運営に関しての議事のあと、司会進行の龍が、発言する。
「最後の議題の、新メンバーの御紹介です。京奈銀行の大林頭取で、ございます。」
「御紹介を受けました京奈銀行の大林で、ございます。京都で、素晴らしい活躍中の皆様とご一緒させていただくことに、感謝しております。」
「京奈銀行さんは、最近、大林頭取になってから、バリバリ仕事をしてはりますな。怖い存在ですわ。あんじょう頼みます。」
信金の理事長が、話したところで、座が和む。
「引き続き、お楽しみのプレミアムクラブに、新たな女性が、参加いたします。詳しくは、午後から、行われます、我々のプレミアムホテルの会場で、披露いたします。」
午前の檀家総会は、無事終わり、昼食をはさみ、本来の目的で、ある。肉奴隷のオークションが、行われる予定だった。
それぞれのマニアックな性癖を満足させるためには、糸目をつけず、女の売買、交換するために、彼らは、全国から、中には、夫婦で、来る者達もいた。
マキも、今回は、お披露目だけだが、将来は、売られていく身だった。
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