あきらめの悪い男
この頃、マキは、完全に龍の管理下におかれていた。北白川の高級マンションに住み、自宅にいる時以外は、いつ、どこで、誰に抱かれるか?すべて、龍の指示だった。三日に一日の休みが、あるが、男に抱かれる日々である。
「ああ~ん。そこ、ダメぇ~」
ベットの上で、喜悦の声をあげ、連続アクメに膝立ちしている足すら、力がはいらずに、今にも、崩れ落ちそうだ。
客の男の舌が、下半身を舐めまくり、開ききった秘唇を舐めまくり、滴るマン汁を飲み、秘唇の入り口の肉ヒダを一枚、一枚、舐めあげられる。
休み明けの、熟れた女体は、欲望が、高まり、肉欲は、際限が、ない。
顔面騎乗の態勢で、腰をがっしり捕まれ、腰を前後に振り、秘唇を男の顔に押し付け、早く、早くと、オスの一撃を待ち望んでいる。
「お願いよ~早くう~して、して」
もう、欲求不満が、爆発しそうだった。
「四つん這いになって、尻を向けてみな。」
恥ずかしそうに、白桃の尻を向け、客を誘う。
愛でも、恋でもない、ただ、肉欲を満足させるためだけのオスとメスの交尾。
強烈な一撃を子宮の奥へ叩き込んでくれる強いオスを求めるメスの本能的な行為だった。
「ひいい~来てぇ~」
熟れた48歳のメスは、足を広げ、高く尻を掲げ、客との性交を待ち望んでいる。こんな時、理性や倫理観など、持ち合わせていない。
客が、スカートをまくりあげると、やぶれたストッキングの股間に、ショーツが、丸出しで、マン汁が、太股を伝い落ちている。
その時、形態のディスプレイーが、青く明滅した。ルルル~ルルル~
「なんだよ。肝心な時によお~」
「マキ…マキか…」
「えっ…」
夫の榊の声が、する。
一瞬、わからなかったから、事実を理解し、冷や水を浴びせられた気がした。
「あっ…あなた…」
「マキ、今、何をして、どこにいる?」
苛立ちを隠せない様子で、早口で、捲し立てる。
「ごめんなさい。友達と食事をしてるの。はふ~ん。ああ~ん。」
客の逸物の切っ先が、マキの秘唇を擦りあげ、思わず、甘い悲鳴をあげそうになる。
「龍から、連絡取るなと言われているでしょう。もう連絡しないで。ウヒィ…ィ~」
わずかな刺激でも、声が、出てしまう。
客が、携帯を取り上げ、
「今は、お楽しみの最中なんだよ。アホ~
おめえの奥さんはよ、鼻水たらして、アヘ顔を晒してるよ。どアホ~」
携帯の電源をoffにして、部屋の隅に投げ捨て、一気にマキを刺し貫いた。
「ひい~う~いい~いい~ぷふあ~」
肉の凶器の一撃に、マキは、全身が、蕩けて、脳が、熔解し、理性が、飛んだ。
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