人妻熟女 官能小説

妻の素行調査

一週間後、榊は、心斎橋の喫茶店で、興信所の所長とあった。
「まず、町内の商店街に出回っているビデオの件、奥様の一週間の動き。そして岩田興産社長の岩田氏との関係について。三点を調べました。まず、ビデオについて、」

榊は、みを乗り出して、聞く。
「単なるホームビデオあるいは、メーカーから売られているアダルトビデオと思いましたが、調べました所、かなりヤバイ筋からの裏ビデオのようです。容姿からは、想像つかない淫乱熟女として、数ヵ月前から、一般の流通経路ではなく、闇ルートで、販売され、累計5本、奥様のビデオが、あるようです。」

「5本も…」
「手にいれようとしたのですが、主に、関東を中心に、出回っているようです。そして、一週間の尾行調査の件ですが、岩田興産を起点にピンサロ、ソープ、出張形式のデリヘルとその日の行動は、違いますが、結論は、奥様は、主婦売春をしています。」
「主婦売春ですか…妻が…」

「岩田氏との接点でしが、内部の人間から聞いた限りでは、どうも、川原町で、偶然出会ったのが、切っ掛けのようです。」
「偶然ね。で、岩田は、同級生ですが、正体は、なんなんですか？」

「ヤクザですね。岩田興産ですが、昔の岩田組。ただ、まだまだ、したっぱです。京都のある組長の葬儀では、下足番をしていたそうですから、3次、4次の団体の末席位です。上部団体は、不明点が、多く、わからないです。公安関係にも、しつこく聞いたのですが、・・・雅グループと言うそうですが、実体が、掴めません。」

「わかりました。ビデオに戻りますが、本当に闇ルート物って、あるのですか？」
「金持ちに限って、金に糸目をつけず、かなりマニアックなビデオは、存在するようですね。普通のアダルトビデオでは、満足しない。あるいは、サンプル動画として、見せて、後日、主演女優に会わせるとか、」

「わかりました。費用は、適当に経費処理をして、振り込みます。」

喫茶店を出た榊は、岩田に直接、会うことにした。

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