慰安旅行
木屋町に観光バス4台が、到着し関西地区の主要幹部やその家族を乗せたバスが、北陸を目指して出発した。取引銀行の担当者も呼ばれ、榊や妻であるマキも呼ばれた。
内々の慰安旅行に、榊が、同行するのは、今後の京奈銀行との取引拡大を目論む龍の意向だった。
宴席が、始まり岩田は、恨めしそうに、マキを遠く離れた席から、眺めていた。
(クソ~せっかく上玉のマキを手にいれたのに、龍の奴に取られた。半年の約束だが、仕事も、なかなか進まないし、何とかしないとな。)
法源の側に座った榊は、みんなから持ち上げられ、まるで、褒め殺しの状態で、まるで、自分が、雅グループの権力を握ったような錯覚に陥っていた。それでなくても、紫乃と言う女が、すりよってきて、マキの手前、どう対応すべきか、悩んでいた。
「榊さん、もっと飲んでくださいな。私、お相手が、へただと会長にしかられます。」
紫乃に体を預けられ、袖口から乳房を見せつけられ、榊の期待感は、高まった。
嫁のマキを見てみると、笑みを浮かべながら、龍と他愛なく話している。まさか、嫁が、龍の肉奴隷に成り下がっているとは、思いもよらない。
「ねえ榊さん、あちらの部屋にいきましょうよ。」
トイレに行くふりをして、紫乃が、榊を連れこんだのは、女中部屋だった。
「ねえ、今なら、だれも来ないわ。紫乃のあそこ・・・たまらないの。」
ガニ股になり、秘唇を指で、割り開き、榊の目の前で、肉ビラを見せつける。
榊は、久しぶりに野生の本能を取り戻し、紫乃の秘唇にむしゃぶりついていった。
その頃、マキは、宴席も終わり、龍と部屋にいた。
「榊が、いなくなったは、どこに行ったのかしら。」
「勢いで、みんなと飲みに行ったのさ。マキ、温泉に入ってきな。混浴だぜ。貸切状態だから、みんなに、見せびらかしてこいよ。俺は、仕事の連絡も、来てるから、かたずけてから、行くから。」
「じゃ、行ってくるね。」
マキが、脱衣場から温泉の方を覗くと、誰もいないので、ホッとして、湯船に使っていると、湯気の向こうに、何人か、人影が、浮かびあがり、ちかずいてきた。
「いい女じゃねえか~」
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