菜々子さん_くちゅくちゅだね その14
気持ちを確かめ合って結ばれて以来、二人は定期的に逢瀬を重ねてきた。
勿論、一貴に気を遣って、出張などの日や昼間の空いた時間などを考えてである。
一貴も勘が鋭い。
二人のことは何となく分かっている様だ。
節度をわきまえた行動と共にである。
菜々子は、夫が外で女性と会っていたとしても、仕方がないと思っていた。
必要以上の一線を越えてなければ。
いずれは、子供の事も話さなければならない訳である。
それとは別に、貴行は困っていた。
あれ以来、彼女が家に居る時の服装が刺激的すぎるのだ。
毎日の様に、超ミニと胸を強調した服装をしている。
これでは仕事が手につかなくなってしまう。
いつか、何とかしようと贅沢な悩みを抱えていた。
さて、ある夏の暑い日である。
菜々子が貴行に突然言った。
「貴行さん、 プールにいきません?」
えっ?プール?
「そう、区営の室内プール。」
「私、これでも中学まで水泳部だったのよ」
「勝負しません?」
負けたほうが、晩飯をおごるルールだそうだ。
彼は勝負を受けた。
どうせ、なんちゃって水泳部であろう。
彼は水泳には多少、自身があったのだ。
車で近くの区民体育館に向かう。
施設内のプール入口で二人は別れて、更衣室に入った。
いよいよ勝負である。
彼は着替えて、プールサイドで待っていると、彼女が現れた。
何と、
彼女は、パープル系の競泳水着を着て来たのだ。
それがまた似合っている。
いや、着こなしが妙にしっくりと来ている。
嫌な予感がする、と彼は思った。
そして、その予感は的中した。
25メートルプール、一回ターンしての50メートル競走。
惨敗であった。
彼女はガッツポーズをして喜んでいる。
実に悔しい。
しかし、
実に、彼女が眩しかった。
水に濡れた競泳水着が艶めかしい。
大きなバストを無理矢理に締め付けていて、乳首の突起がうっすらと可愛く主張している。
そして、引き締まったウエストに、生地がピッタリと張り付いているのだ。
更に、股間に食い込んだハイレグ部に、明らかな筋が存在していた。
とどめは、長くて細く引き締まった腕と脚、そして小さな顔。
見事です。
貴女は美しい。
彼が、そんな事をボーっと考えていたら、菜々子が
「今夜は焼肉ね。ほら、あの旨いとこ!」
と言って、また泳ぎ始めた。
要するに、全ては仕組まれていた。
貴行は白旗を上げるしかなかった。
少し悲しかった。
お店から帰ってシャワーを浴びる。
目を閉じると、菜々子の美しい水着姿が浮かんでくる。
今日は兄が出張で、家には貴行と菜々子の二人きりであった。
浴室から出て、冷蔵庫から水を取って飲んでいると彼女がやって来た。
「後で待ってますね」
と彼女が言って、部屋に戻って行った。
彼も興奮していた。
暫く間合いを取って、貴行は菜々子の部屋にいく。
ドアをノックすると
「どうぞ」
と声が返って来た。
あの、綺麗で可愛い声だ。
彼が部屋に入ると、彼女はファッション雑誌を見ながらワインを飲んでいた。
「貴行さんも飲む?」
と言われて
「あっ、 じゃあ一杯だけ」
と言って、ワインをご馳走になった。
彼は余り酒に強くはない。
既にほろ酔い気分である。
そして、少し饒舌になった。
「義姉さん、泳ぎ、上手いんですね」
「僕、びっくりしましたよ」
と、お世辞を言うと
「貴方は、女性の扱いが上手いから、それで充分よ」
などと返された。
昼間の、あの競泳水着の姿と今の艶めかしい菜々子の姿が重なって、彼はもう限界であった。
「義姉さん」
と言って、唇を重ねてゆく。
彼女の良い匂いがする。
二人でベッドに倒れ込んで、キスから愛撫へと変わった。
貴行は菜々子の大きくて、美しい形をしたおっぱいが大好きだった。
そのピンクの乳首を、いつまでも舐めていたかった。
暫くすると、彼女が優しく頭を撫でてくれる。
その合図で、彼は唇を彼女の局部、おまんこへと移してゆく。
菜々子のおまんこは、上に薄い柔草を茂らせている。
そして、ふっくらとした土手高で綺麗なカーブの曲面を持ち、すべすべとした手触りが気持ちいい。
更にその真ん中に一本のワレメがあって、濃いピンク色をした小陰唇が可愛く顔を覗かせていた。
その全てがいやらしく美しい。
貴行はいつも、ぺろぺろと子猫の様にいつまでも、そのおまんこを舐め続けていた。
菜々子は頃合いを見計らって、彼を起こして優しくペニスを舐め上げていく。
充分に勃起したのを確認して、ベッドに横たわると、彼が優しく挿入してくれるのだ。
おちんちんとおまんこが、ぐちゅぐちゅと音を立てて擦れている。
いやらしい音が部屋中に響く。
菜々子は達する瞬間、貴行に唇を求め、彼はそのタイミングで自らの熱い精液を彼女の胎内に注ぎ込み尽くしてゆく。
二人はいつも極自然に、この流れで達していたのである。
本当に自然に。
幸せな時間であった。
二人はいつも、溶け合って混ざり合った。
つづく
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