菜々子さん_くちゅくちゅだね その2
菜々子は仕事の第二弾として、ワザと下着などの洗濯物を夜の内に洗濯機の中に放り込んで置いた。
すると最近ショーツの内側、丁度おまんこが当たる辺りにねっとりとした液体が付くようになった。
菜々子の心は躍った。
これは決して夫の精液ではない、別のオスの精液である。
この家の誰かが私の下着で射精をしている、いや、私を孕まそうとしているのか。
菜々子の気持ちは決まった。
彼の気持ちも揺らいでいることであろう。
菜々子は、明日から夫が出張で居なくなる3日間が勝負だと思った。
今日、菜々子は肌にピタッとしている、胸の谷間部が大きく開いた赤いウールのシャツを着て、下は白のタイトな超ミニスカートを履いている。
姿見で見ても、チョットやり過ぎかなと思う程である。
しかし、これは恋しい男の為に敢えてする仮の姿。
菜々子は、そう自分に言い聞かせた。
彼女は二階へと階段を登ってゆく。
そして貴行の部屋の扉をコンコンとノックする。
「貴行さん? 夕飯ですよ~」
返事が無い。
再度ノックしても返事が無いので、心配になって扉を開けて中を覗くと彼はヘッドフォンを掛けて椅子の上で眠っていた。
近くに寄ると机の上のディスプレイには海外の無修正動画が流れている。
菜々子は緊張し、直ぐに興奮へと変わる。
目の前に映るいやらしい映像、そして恋しい男の寝顔、更に自分自身の恥ずかしい姿。
彼は起きそうもないと直感した彼女は無意識に自らの唇を貴行のそれに重ね合わせた。
その瞬間
彼がいきなり目を覚ましたのだ。
貴行がぼんやりと見た目の前には菜々子の顔が。
更に唇を合わせている状態。
全てが意味不明である。
彼は全力で驚いた。
「んんっ? ん~? だぁあああっ、 なっ、何?」
菜々子もびっくりしていた。
だが直ぐに落ち着きを装って言った。
「たっ、貴行さんの口が可愛かったから、 つい、、」
冗談にもならない言い訳をして、彼女は逃げる様にして部屋を出た。
と出た直後に
「夕飯出来てるから~」
と言い残して、階段を降りて行った。
つづく
※元投稿はこちら >>