菜々子さん_くちゅくちゅだね その13
二人は再び一つになった。
性器同士を繋げ合い、心と身体が溶け合ってゆく。
貴行は心地よかった。
愛する人に全てが包み込まれている様に感じた。
ず~っとこのままで居たかった。
だが、さすがに10分以上同じ体制の貴行の様子に、菜々子が不安になった。
「貴行さん、どうしたの? だいじょうぶ?」
すると彼がゆっくりと応えた。
「何でもないです。 でも、あの」
彼女が、なに?と聞くと
「義姉さんの、 義姉さんの後ろから」
「後ろから?」
「・・・やっていいですか?」
はあぁ?
菜々子は心配して、物凄く損をしたと思った。
だが、その直後、余りの言葉に、強烈に貴行の事が愛おしくなった。
「うん、 いいよ」
彼女は、そう言って四つん這いになって、お尻を高く突き上げた。
物凄く恥ずかしかった。
昨日までの彼女とは、明らかに違っている様だ。
まるで乙女に戻ってしまったかの様に。
「あまり見ないで」
と、彼女が言おうとした矢先に貴行が覆いかぶさって来た。
「うっっ、 たっ、貴ゆっ、 き っさん」
彼は、オスになっていた。
ただ、ひたすら彼女の膣内にペニスを突き入れ、出し入れをしている。
彼は少しでも早く、菜々子にマーキングしたかった。
自分の物と実感したかったのである。
菜々子が優しく言った。
「い、つでも いいよ」
彼女の包み込むような言葉を聞いて、貴行は果てた。
「びゅぶっ びゅっ」
ごめん、義姉さんと彼は心で呟いた。
「どびゅ ぶびゅっ ぶびゅ」
彼女は胎内のペニスの収縮と温かい感覚で達した。
メスの本能も満足した。
ただ、無性に幸せであった。
つづく
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