暫く休ませると、自分でも驚いたような顔で俺を見て、
「恥ずかしい・・・」
とまた顔を真っ赤にしていた。
和子の前に肉槍を差し出すと、これまた恥ずかしそうな顔でパクッと咥えた。
亀頭周りを上手に舐めて、かなり気持ちいいフェラを知っていた。
和子の足首を持って開脚させ、生のままの亀頭を恥穴にあてがうと、
「結婚、して下さいますか?」
というので、大きく頷いたら、和子は微笑んで目を閉じた。
ゆっくり亀頭を挿し込み、生の恥穴を味わった。
生の交わりは、お互いの愛情が伝わるようで心身ともに満たされた。
突くほどに揺れる和子の乳房、ムッチリと柔らかい抱き心地、恥じらう純朴顔が性の快感に喘いでいくのがたまらなく嬉しかった。
しかし和子は、恥豆ほどの快感を恥穴内部では得ることができないのか、肉槍では逝ってくれなかった。
和子より先に、生挿入の快感に俺の肉槍が負けて、和子のお腹に精液を飛ばした。
初セックスから半年後、俺33歳、和子26歳で再婚した。
新婚早々子作りを開始して、和子は27歳と30歳でどちらも女の子を産んだ。
上の子は大学4年で下の子は大学1年、今、実家を離れて東京で暮らしている。
経済的にきついので、この1年は姉妹二人で同居してもらっている。
49歳の和子は今も可愛い純朴おばちゃんで、スーパーのお総菜コーナーでパートをしている。
56歳の俺は、いい年して今でも和子を週に2,3回抱いている。
すっかりどす黒くなった和子の恥唇を今でも愛で、和子の恥穴内部を把握しきった俺は、自在に和子を喘がせ、焦らし、トドメの一撃で逝かせることができている。
和子との幸せな暮らしで綾子のことなどすっかり忘れていた先日、ローカルテレビに綾子が映っていた。
綾子は、ある居酒屋の経営者になっていて、第二号店を某駅ビルに進出した話題で出演していた。
別れて25年、一度も再開したことはなかったが、一目でインテリ美形の綾子とわかった。
俺は先週末、この二号店を訪ねてみた。
店内でフロアマネージャーのように接客していた綾子を見つけた。
カウンターに座る俺を見つけて、
「いらっしゃい。来てくれたんだね。ありがとう。」
「綾子とは、嫌いで別れたわけじゃないから。まあ、古い友人みたいなもんだな。」
「あれから再婚したの?」
「ああ、娘が二人いるよ。どちらも大学生だ。」
「よかったわね。子供、欲しがってたもんね。」
「綾子はずいぶん成功したな。今も独りなのか?」
「10年前に結婚した。前の仕事に嫌気がさして、仕事に生きる気力を無くして、克也と別れたことをすごく悔やんでいた頃、知り合った人とね。彼もバツイチで、子供が一人いたのよ。」
「じゃあ、お母さんやってたんだ。」
「少しはね.でも、前の会社辞めて、夫の居酒屋を手伝っているうち、経営の方を任されるようになって・・・夫は料理人だから、そっちに集中したいって言われて・・・」
「そうなんだ。前の仕事のスキルを活かせたんだな。良かったじゃないか。」
「ありがとう。今思うと、DINKs夫婦なんて馬鹿げてたわ。あの時別れて、お互い良かったと今は思う。あなたに子供を持たせることができて・・・ずっと、気がかりだったんだよ・・・」
五十路でも本当に綺麗な綾子の笑顔を見て、この店に来るのは今日が最初で最後にしようと思った。
会計を済ませ、帰る時に綾子がやってきて、
「ありがとうございました。また、お越し下さい。」
と大きな声で言った後、店の外に出てきて、
「無理、しないでいいからね・・・」
と言った。
俺は、頷いてそれに答えた。
綾子もまた、俺を見ると思い出す遠い昔の思い出は、切ないのだろうと思った。
DINKsという生き方を選択した俺と綾子は、結局それを継続することはできなかった。
もしかしたら、それに早く気付いたのが俺の方だけで、もし、綾子も同じ時に気に気付いていたら、俺と綾子は子供を囲んで暮らしていたのかもしれない・・・そう思ったら尚更、あの店には二度と行くまいと思った。
俺と綾子は、二度と顔を合わせるべきではないのだ・・・・・
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