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○美の過去の秘密。
この秘密が現在の○美の一部を作りあげてしまった要因になっているのかもしれない。
私は心理学を学んだ者ではないが、秘密を知った今、少なくとも現在の○美に影響があったのではないかと思っている。
以前、○美の育った家庭環境について、私の知り得る限りで説明したことがあった。
再び説明しておく。
○美の両親はともに良家の出で、父親は某企業の役員をしている。
母親はやや病気がちであるが、穏やかで気品のある人物だ。
その二人の間に生まれたのが○美で、ひとりっ子で、両親から愛されて育った。
少なくとも経済的には何不自由なく育ったことは間違いなく。幼少から様々な習い事に通い、ピアノやバレーなど、色々な特技を身につけたお嬢様だ。
親戚一同も優秀な者ばかりで、父方の叔父も某有名企業の役員をしている。
この叔父の家庭も一流で、長男は有名私立大学を卒業後、某メガバンクに就職して活躍している。
また、叔父には、長男とはやや年が離れているが、○美と同級生の長女がいて、○美とは何かと仲がよく、現在も実の姉妹かのような付き合いが続いている。
この中に○美の過去の秘密に大きく関わる人物がいた。
ここからは私の脳内で再生された○美の過去の出来事について書いて行く。
話は○美の幼少期にさかのぼる。
○美が地元の公立小学校に入学して間もなく、元々病気がちであった母親が、難病にかかってしまった。
それまで○美の母は専業主婦で、○美が帰宅すれば、いつも家にいてくれる存在であったが、難病を患ったのを機に、治療のため入退院を繰り返すこととなった。
父親はすでに勤務する会社で重要な働き手となっており、毎日遅くまで仕事が続き、出張などで家を空けることも多かった。
○美は元々小学校に入学する前から、様々な習い事で英才教育を受けていたが、家にひとりにするのを心配した両親が、さらに夜間の習い事などに通わせるようになった。
○美は、小学生の女の子にしては過酷なスケジュールをこなすことになったが、愛する両親が自分のためを思ってのことと理解し、決して習い事を嫌がることなく通った。
しかし、○美が小学4年生になった頃、父親が仕事で家を空けざるを得ない状況が多くなった。
そんなとき、助けとなったのが○美の父親の兄にあたる、叔父の家族だった。
叔父の長男、長女も英才教育を受けており、いつも○美と一緒に過ごすということはできなかったが、○美の父親が不在の際は、叔父の家に行き、翌日叔父の家から学校へ行くということが多くなった。
叔父の家族は○美を暖かく迎えてくれ、特に叔父の妻や長女とは実の親子、姉妹かのように仲良くなった。
叔父の長女との関係は今も親友として続いている。
しかし、一見、○美にとって最も安全だと思われていた環境が、逃れることのできない心の檻に変わる出来事が起こる。
以前、私が「みるく」の画像投稿スレで他人になりすまし、「初体験はいつですか?」という質問を書き込んだ。
○美はこの質問に、つい正直な回答をつけ、直後に削除した。
○美は「自分が変わっていると感じたのは小学生のころで、初体験は小学生5年生だった」と回答した。
今思えば、この回答は、○美の過酷な体験の始まりを、かなり要約して的確に表現していたとも言える。
○美の父親が仕事で不在がちなのに加え、母親が入退院を繰り返す生活はしばらく続いた。
○美が叔父の家で過ごす日々も続く。
○美は相変わらず、複数の習い事に通い、まとまった自由な時間を過ごすことはなかった。
そんな中、○美の娯楽といえば、たまにテレビドラマや映画を見ることだった。
とはいえ、一般家庭の子どもに比べれば、テレビを見る暇さえないことが多い。
習い事で分刻みのスケジュールをこなしていた○美には、普段やっとの思いで見ることのできたドラマや映画、友だちから借りた少女漫画のドラマチックな場面を思い出し、空想することが一番手軽な娯楽となっていた。
特に○美が空想して、自分が感情移入できるのは、お姫様やお嬢様といったヒロインが、愛する人と引き離され、囚われの身になるというシュチュエーションだった。
当然、空想の中では、最後は愛する人に救い出される場面を想像した。
空想は、わずかでも現実に近い刺激があると盛り上がる。
おそらく最初はその程度の考えだったのだろう。
○美は小学5年生に上がる前の春休み、空想を広げるための手段として、自分の身体を囚われの身にしてみようかと思いついた。
最初はなんとなく身体の一部が動けない状態になればよかった。
○美は叔父の家で与えられていた自分の部屋で、塾の宿題をする合間に空想にふけり、ふと自分の足首をタオルで縛ってみた。
本当は手を縛ったほうが、より囚われの身を表現するにはリアルだったが、自分で自分の手は縛れない。
仕方なく足首を縛ってみてベッドに横たわってみた。
そんな簡単な行為だったが、足の自由がきかないという現象が、○美の空想を盛り上げた。
これ以後、○美は時々、自らが囚われの身になったヒロインを想定し、同様の行為をしてベッドに寝転がって空想にふけるようになった。
やがて、足首を縛っているタオルを、縄跳びのロープに変えてみたり、ゴム跳びに使っていたゴムに変えたりと、リアルさを追求するための工夫をした。
縛っている場所も徐々に変えてみた。
足首を縛り、さらに膝のあたりを縛ってみると、より一層身動きがとれなくなり、ヒロインの悲哀が増すように感じられた。
縛っているゴム紐や縄跳びのロープの締め付けが強いほど、ヒロインの悲哀が大きく感じられ、空想の中で愛する人に救われた場面の空想が盛り上がった。
そんな中で、もっと締めつけを強く感じるため、○美が締めつける場所は股間へと延びた。
別に性的な意味合いは意識していなかった。
ただ単に締めつけが強ければ空想がリアルに盛り上がる。
それだけのつもりだった。
この行為について考えるとき、確かに変わった行為ではある。
しかし、まだまだ感性が成長途上にある多感な幼少期であれば、子どもによってはあり得る範囲の行為かもしれない。
これをもって、すでに性癖が歪んでいるとかいったレベルの話ではないだろう。
当時○美が空想を広げた世界は、分刻みでスケジュールが決めれている自分の世界から、いつか誰かが救い出してくれるという思いを重ねたものかもしれなかった。
こんな行為も、○美だけの秘密にしていれば、成長につれてなくなっていくはずだっただろう。
ところが、よそから見れば一見、奇行に見える秘密の行為に気づき、のぞき見ていた人物がいた。
○美が小学5年生になったゴールデンウィークのころ、突然出来事は起こった。
○美が叔父宅で用意されたいつもの部屋で、塾の宿題をする。
課題がひと段落し、ふと、ひと息つく○美。
しばらくボーッとしていると、また空想の世界に入っていった。
おもむろに縄跳びのロープやゴム紐に手が延びる。
机から離れ、ベッドに腰掛けると、○美はまた自らの足首、膝をきつめに縛る。
より虐げられたヒロインになりきるには、まだ刺激が足りない。
さらに○美はもう1本縄跳びのロープを取り出すと、スカートをたくし上げ、へそのあたりからロープの両端を背中に回して一度きつめに縛ると、ロープの両端を尻のワレメに沿わせ、股間の前に引き出した。
○美はそのままベッドに横になり、ロープの両端を顔のほうへ引っ張る。
するとロープは幼い○美のワレメに強く食い込んだ。
締めつけが強いほど空想が広がる。
○美は今、悪者に捕らえられ、虐げられ、ひたすらそれに耐えながらヒーローの救出を待つ悲劇のヒロインだった。
○美はさらに股間のワレメを締めつけているロープを強く引っ張る。
この行為は空想を深めるための行為のはずだったが、なにか別の感情もともなっていた。
幼い○美には性的な知識がそれほどなかったが、この行為は無意識に自慰行為となっていた。
○美は空想とワレメを締めつけるロープの刺激に夢中になり、ロープを強く引いては弛緩させる動きを繰り返した。
少し夢中になり過ぎたのかもしれない。
○美が空想のためにつぶっていたまぶたを開けるとそこに叔父が立っていた。
○美は叔父の姿を見るや、一瞬頭が真っ白になってしまった。
足首や膝を縛り、スカートをたくし上げ、下着姿の股間には縄跳びのロープが食い込んだ姿で身動きは取れない。
今、自分がしていた行為について、何を説明しても叔父には理解してもらえないだろうという絶望を感じた。
今の○美にできる精一杯の行動は横向きになって身体を丸め、叔父に背を向けることだけだった。
叔父が、なにか深刻で怒ったような口調で語りかける。
「○美?これはどういうことだ?」
○美は頭が真っ白で、なんの返答もできない。
すると、先ほどよりやや大きな声で叔父が言葉を放つ。
「○美!こっちを向きなさい!」
○美はこれまでに聞いたことのない叔父の怒ったような声に驚き、身体をビクっとさせると、ゆっくりと起き上がりうつむいた。
「○美、何をしていたのか説明してごらん。」
叔父が○美を問いただすが、○美自身も、なぜ寸前までの行為をしていたか分析できていない。
当然叔父に何も説明できるはずもなく、ただ黙り込むしかなかった。
すると叔父が、深刻だが、やや落ち着いた口調で話し始めた。
「○美、今○美がしていたことは大変なことなんだ。○美、これはエッチなことだよ。」
○美は「ハッ」とした。
生まれてこの方、誰かから自分がエッチだなどと言われたことはない。
潔癖な○美は「女の子がエッチではいけない」「自分がエッチなはずがない」と思い込んでいた。
今、尊敬する父親の兄から、もっとも指摘されたくない点を指摘された。
○美は羞恥心が極まり、何も言えず顔を真っ赤にした。
さらに叔父が続ける。
「叔父さんは今、困っているよ。どうして○美がこんなにエッチで悪い子になってしまったんだ。」
「このことをお父さんやお母さんが知ったらどうなる?お母さんはショックで、また入院してしまうかもしれないよ」
○美はこの言葉に恐怖を感じた。
「大好きなお父さんとお母さんに、こんな恥ずかしいことを知られたくない」
強い羞恥の感情と恐怖で、すでに幼い○美の思考能力は完全に奪われてしまった。
叔父が続ける。
「○美、このことはお父さんやお母さんに知られてはいけない。」
「でも、今から○美がエッチなのを治さないと、絶対にバレてしまうよ。」
「叔父さんが○美のエッチを治さないといけない。」
「○美のエッチが治らなかったら、お父さんとお母さんに、このことを相談しないといけなくなるんだ。わかるね。」
思考能力が奪われてしまった○美には、なにか断片的なことしか頭に入ってこなかった。
かろうじて理解できたのは
「わたしはエッチになってしまっていた。」
「エッチなのは恥ずかしくて悪いこと。」
「エッチなのを治さないとお父さんやお母さんに、今日のことがバレる」
ということだけだ。
そんな○美に、また叔父が話しかける。
「今からでも遅くない。叔父さんと一緒にエッチを治そう。」
○美は黙ったままうなずいた。
ここからは○美に、一体何がおかしくて、何が正しいのかを判断することはできなくなってしまっていた。
「叔父さんのいうことを聞いていれば、お父さんやお母さんに、今日のことがバレずにすむ」
そのことだけを信じて叔父の指示に、ただ従うしかなかった。
ここから治療と称する叔父の奇妙な行動が始まる。
「さっそく検査してみよう。○美、立ってごらん。」
○美は縛られた両足でバランスをとりながら、ゆっくりと立ち上がった。
叔父が○美の股間に巻きついた縄跳びのロープや、両足を縛っているゴム紐をほどく。
「スカートを上げてごらん。」
○美は言われるがままにスカートをたくし上げた。
すると、叔父はゆっくりと○美のパンティを下ろし、○美の幼い下半身を露出させた。
続けて叔父が○美のワレメを指でゆっくりとなぞると、その指を○美に見せた。
「見てごらん。これは困ったぞ。○美、これはエッチな液なんだ。これが出ないようにならないと、エッチが治ったことにはならない。これはまずい。」
○美は以前から空想にふけると、股間が少しぬるぬるするのに気づいていた。
それをはっきりと叔父に見せつけられ、羞恥と不安に駆られた。
叔父が続ける。
「○美、ベッドに横になってごらん。」
○美は言われるがままにゆっくりとベッドに仰向けに横になった。
すると、今度は叔父が○美のTシャツをまくり上げ、まだ膨らみかけの○美の乳房をもてあそび始める。
○美は一瞬身体をビクッと身体を動かすが、その後はじっと耐える。
物理的な刺激に対し仕方なく○美の小さな乳首は収縮してしまう。
それを叔父が都合良く指摘する。
「ああ、ほら、いけない。○美、おっぱいもエッチな反応してる。コリコリになってしまったよ。まずいな。」
「コリコリにならない練習をしないと。」
叔父が○美の小さな乳首に吸い付く。
○美はまたビクっと身体を動かすが、無言で耐える。
「やっぱりダメだ。コリコリのままだよ。これがコリコリにならないようにしないとエッチが治ったことにならない。困ったぞ。」
叔父はさらに仰向けの○美の足を開かせて膝を立てさせると、スカートをたくし上げた。
続いて叔父が両手の指先で○美のワレメをなぞり、左右に広げたり、クリトリスをむいたりしながら、ブツブツと何かを言い始めた。
○美はただじっとしているしかなかった。
やがて、叔父がまた○美の不安を煽るようなことを言う。
「○美、おまんこがぬるぬるになってるし、広がってしまっている。エッチな証拠だよ。治さないといけない。」
そして、叔父はゆっくりと○美のワレメに指を差し込んだ。
また○美の身体はビクっと反応するが、ただ時間が過ぎるのを待つしかなかった。
叔父はしばらくゆっくりと○美のワレメに指を出し入れした後指を抜いて言う
「ぬるぬるがひどい。吸い取らないといけないよ。」
叔父は今度は○美のワレメに吸いついた。
○美は生あたたかく気味の悪い舌の感覚に寒気を感じたが、やがてそれもおさまった。
10分ほど○美が耐えていると、叔父が腕時計をしきりに気にするようになった。
叔父の長女が帰宅する時間が迫っていた。
叔父は○美の股間から顔を上げると、たくし上げていた○美のスカートを元に戻した。
「今日だけでは○美のエッチを治すのは難しいな。今日は検査だったけど、また今度ちゃんと治療しよう。」
「叔父さんは○美がエッチになってしまっていることは内緒にしておくから、○美もこのことは誰にも話してはいけないよ。」
「お父さんとお母さんに相談しないといけなくなったら困るだろ?」
「特にお母さんに心配をかけたら、病気が悪くなって死んでしまうかもしれない。」
「絶対に秘密は守るんだよ。」
(わたしのせいで大好きなお母さんが死んでしまうかもしれない)
それを思うと、ただ○美は叔父の指示に従うしかなかった。
この出来事以後、幼い○美は誰にも助けを求めることもできず、完全に叔父の精神的支配下に置かれてしまった。
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