*二章 その10
理絵さんは、私を見るなり「真ちゃんだったの?誰か知らない人が入って来たのかと思ったよ」と言い、泣きそうな顔をしていました。
私は、なぜ理絵さんが居て浴室を洗っているのか理解出来ず立ち尽くしていると、「サッと洗ってお湯張っちゃうから、扉閉めて」と言われ、慌てて閉めました。
脱衣所で、しばらく考えていると、脱衣所に出て来た理絵さんが「あなたのお母さんに今日も家庭教師が出来るなら、お願いって言われて、鍵を預かっていたのよ。さっきご飯をいただいて、お風呂の準備してたら真ちゃんが帰ってきちゃって、びっくりしたの」と言われ、やっと理解が出来ました。
「真ちゃん、帰るの早過ぎない?」と言われて、今日は自習だけだったから早めに帰ってきたと嘘をつくと、「じゃあ、今から、たくさん勉強しなくちゃね!」と言われましたが、勉強はお風呂に入ってからでいい?と聞くと「いいよ!じゃあ一緒に入る?」と聞かれ、どうしていいか判らず黙っていましたが、下半身だけが反応していました。 つづく
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