*二章 その7
私達の住む地域では難関大学を目指す中学生は、電車で4駅離れた名門の公立高校に通うか、バスで通える私立の大学附属高校に通います。
私は、建前上は私学で勉強に頑張りたいと言っていましたが本音は自転車で通える為、私立の大学附属高校を志望していましたが必死に頑張って、模試での合格判定がBでした。
理絵さんが大学附属高校を卒業していると言うだけで、今までの性的な対象以外に、一種の憧れの眼差しが加わりました。
「あとで勉強を見てあげようか?」と理絵さんに言われて、ぜひお願いしますと答える頃には、勃起も半分以下に治まっていました。母がお風呂から戻ると、理絵さんが家庭教師を買って出て、報酬は晩御飯と勉強後のお酒になりました。
その頃の私は、理数系科目は得意でしたが文系科目は苦手でした。そのため、理絵さんに社会と英語を重点的に教えてもらう事になりました。
後で聞いた話では、家庭教師は、理絵さんがお酒を飲んで遅く家に帰る為の口実だったようですが、私は下心と学力向上を満たせるため、大喜びでした。 つづく
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