*その3
酔っ払った理絵さんは、背の低かった私に陰毛は生えてるのかと聞いてきました。
私がダイニングでお酒を飲んでいる理絵さんに背を向ける形でリビングのソファに座り、テレビの音で聞こえていないフリをしていると、急に背後から真横に顔を近づけ耳元で「聞こえてるくせに」と頬にキスをされました。
私は恥ずかしくて顔を真っ赤にして俯向き黙っていると、更に理絵さんが「おっぱい見たい?」と聞いてきました。
私は喉がカラカラになり金縛りにあったように身動き出来ませんでした。少し涙目になっていたかも知れません。
そんな私を見た理絵さんは「真ちゃん可愛いな~。冗談よ、ごめんね」と言って、ダイニングチェアに戻っていきました。
私は、お風呂から戻って飲み直している母からお風呂に行きなさいと言われるまで、理絵さんに揶揄われてからの時間や、テレビの内容も記憶に無く、まるで夢遊病者のように脱衣所へ向かいました。 つづく
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