連休の2週間前にサエから「連休行けそう」とメールが来て、俺は「分かった…予約しておく」と返信した。その夜、サエに予約した事を送ると「楽しみね」と返って来た。そして連休になった。朝8時に車で駅にサエを迎えに行くとサエが待っていた。膝丈の青いワンピースを着て小さなキャリーを持っていた。見た目30代に見える。「久しぶり」と挨拶をしてキャリーを後部座席に置き、助手席にサエは乗り込み軽くキスをした。サエは笑顔をだった。車を出発させて会話をした。「旦那には何て言ってきたの?」「泊まりで同窓会って言ってきた」と言った。「怪しまなかった?」「全然…あの人興味ないみたい」と少し寂しげに言った。「不満?」「全然っ!!和哉君と一緒だから」とサエは笑顔を見せた。「さっき駅に着いてサエ見つけた時さ…周りの男が何人かサエ見てたよ?」「えっ嘘!?変な目で見られてたかも…」「サエが綺麗だからだよ…俺いいなぁと思ったし」「ホント?派手じゃない?」「一見30代に見えるよ」「もう…」とまんざらでもない感じでサエは照れた。
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