初めての挿入は、なんの問題もなく行われました。『もしかしたら、萎んでしまうかも。』と一抹の不安もありましたが、考えすぎでした。
亀頭がヌルッと入り込んでしまうと、後は自然と押し入るだけです。彼女の顔色を見ながら、ゆっくりと英津子さんに向かって腰を進めます。
時間にして数秒のことですが、慎重に行われました。口をギュッと綴じて耐えていた彼女。しかし僕のモノが根元まで入りきると、安堵からか口は開かれます。
僕はそのまま、英津子さんに倒れ込みました。これから来る衝撃に耐えようと、彼女は目を閉じています。その目に掛けられているメガネを、僕が取りました。
他人が掛けているメガネを取ってあげたことなど、一度もありません。壊しちゃいけないから?本当の理由は自分でも分かりません。
もしかしたら、素顔の英津子さんを見てみたい欲望があったのかも知れませんね。
メガネを取られ、彼女の目が開きました。初めて見た彼女の目は、とても小さな目でした。
僕は取ったメガネを腕を伸ばして、枕元のジャマにならない場所に置き、再び英津子さんに集中をし始めます。
彼女の中に入ったチンポを、腰を円運動させながら動かしてみます。気分がいいのか、彼女も僕の身体を掴まえて、合わせるように腰の円運動を始めました。
彼女が笑っていられたのも、その時だけ。僕の腰が上下運動に変わると、彼女の表情も一変してしまいます。
眉間にシワが入り、口からは『アァ~…アアァ~…』と溢れてしまいます。僕はうれしくもなり、積極的にピストン運動を繰り返し始めるのでした。
ところがほんの数秒後、『あれれ~?』と身体の異変に気がついたのです。それは初めての経験で、自分でも何が起こったのかも分かりません。
もしかしたら、何も起こっていないのかもしれません。戸惑う僕に対して、彼女はかわりなく喘ぎ声をあげ続けていました。
その彼女を思い、ちゃんと勃起をしているチンポをオマンコに叩きつけるのでした。
僕の感じた異変は当たっていました。一回だけ、彼女の中に射精をしてしまっていたのです。慌ててお腹に力を入れたため、それはすぐに収まったのでした。
事実、チンポは萎むことなく、変わらずに勃起をし続けてくれていましたから。
正常位から体勢を変えようとした時、『もうつけようか?』と英津子さんが提案をして来ました。素直に従い、枕元のコンドームに手を延ばします。
ほんと、ここでも気づいてはいませんでした。コンドームを取り出し、チンポに装着をしようとしていた時でした。
『あれっ!?』と英津子さんが叫びました。こちら向きにお尻を突き出し掛けていた彼女は異変に気づき、体勢を変えて自分のオマンコに手を持っていきます。
そこから流れ落ちる液体を指で摘まみ、最後はそれを鼻に持って行き、匂いを嗅いで確かめます。
『もしかして、出しちゃったの?』と彼女に言われ、そこで初めて起こったことを理解をするのでした。
『ああ、さっきのやつ?やっぱり出てたぁ?』と僕も心配をするように答えました。しかし、その言葉は彼女にとっては、かなり軽率な言葉だったのです。
『やっぱり出てたぁ?じゃないでしょ~!どうしてやめてくれんのよ~!』と彼女の口調に、さっきまでの和やかな雰囲気が一転をしてしまいます。
あの物静かな英津子さんが、明らかに嫌悪の顔をして僕を愚痴ります。それを、ただただ頷いて聞くしかありませんでした。
こうなると、やはり年上の女性です。その彼女に言われてしまうと、年下の僕では返す言葉もないのです。
結局、英津子さんはお風呂に駆け込み、出てくるなり『今日は、もう帰ろ?』と言われ、雰囲気の壊れてしまった彼女を車で送り届けるのでした。
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