君子は下着姿のまま、夫の圭介の箸と包丁を洗っていた。臭いはすでに取れていたが、湯を沸かし煮沸消毒をしてまた洗っていた。
(いいのかしら、あんなこと)
君子は絶頂の失神から意識が戻りアキラと話して、来週会う約束をした。セックスするとは言っていない、お互いに昼間お茶をしようという約束だった。
(ああ、それでも)
ノーマルなセックスでは感じない変態な快感を覚えてしまった今、アキラに誘われたら断り切れない自分自身も君子は感じていた。
(来週、会える)
アキラは家に向かう車の中で思った。
危ないかもしれない、素人の変態人妻などネットの中での嘘、都市伝説。女性に会えても、その後怖い男が出てきて金を要求されることは普通にある。
(ああ、でも君子に会いたい)
(会ってどんな女性か一目確認するだけでも)
お互いに同時に絶頂し、あんな卑猥なオナニーをする人妻がどんな女性なのか知りたい。
アキラはまた勃起していた。
続く~
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